ペロリストの意味とは?
ペロリストの意味
意味1
ペロリストとは、自分のお気に入りや推しのアニメキャラクターに対して興奮したりテンションが上がったりした時に「ぺろぺろ」という言葉でその興奮を表現する人たちのことを意味します。
そこから派生してアニメキャラクターに対してだけでなく他の様々な場面でも「ぺろぺろ」という言葉が使用されるようになったため、「ぺろぺろ」と「テロリスト」を合わせて「ペロリスト」と呼ぶようになりました。
周りの空気を読まずにどこでも「ぺろぺろ」と発言する人という意味合いが強いようです。
意味2
お札を数えるときや本のページをめくる時やビニール袋がうまく開かない時などに、自分の指をペロッと舐めて湿らせる人のことを「ペロリスト」と呼びます。
自分の持ち物の場合は良いですが、公共のものや人に渡すものなどを自分の唾液で湿らせることは人に嫌悪感を与えてしまうことがあります。
特にコロナ禍では感染予防の面でも十分に注意が必要です。中には書類などを自分の唾液で湿らせることを禁じている会社もあるようです。
ネットスラングの一覧にも収録されています。
ペロリストは高齢者に多い?
後者の意味のペロリストは高齢者に多い傾向があると言われています。
高齢になると指先などが乾燥しやすくなり、弾力がなくなります。指先同士の摩擦力が減り、湿らせないと指先がうまく使えない人が増えてくるのです。
指先の感想を防ぐには唾液ではなくハンドクリームを使用するなど、人に嫌悪感を与えないための工夫が必要ですね。
ペロリストの語源
ペロリストという言葉はアニメ「けいおん!」から生まれたと言われています。
中野梓というキャラクターに対してその愛情を「あずにゃんペロペロ」と表現する人が現れ、そこからインターネット上を中心に広まっていきました。
インターネット掲示板の2ちゃんねるでは、あまりに「ぺろぺろ」と発言する人が増えたため「ぺろぺろ」は荒らし行為であると認定されたこともあるようです。
この「ぺろぺろ」をインターネット上だけでなく実生活で使用する人を「リアルペロリスト」と呼びます。
ペロリストの使用例
ここからはペロリストという言葉の使用例をご紹介していきます。
使用例1.「俺は推しをぺろぺろしたいペロリストだ」
自分がペロリストであることを主張する使用例です。
推しへの愛情が溢れすぎた結果「ぺろぺろ」舐めたいほど愛おしいという意味です。ペロリスト肯定派の使用例と言えます。
使用例2.「ペロリストの考えていることは理解できない」
「ぺろぺろ」はいわゆるオタク特有の表現であるとも言えます。
その表現に対して理解ができない時に使用します。ペロリスト否定派の使用例です。
ペロリストを使用する際の注意点
インターネット上には様々なネット用語がありますが、どれもあまりに多用してしまうと嫌悪感を抱く人もいます。
元々「空気を読めない人」という意味合いを含む「ペロリスト」ですので、使用する際は相手に不快な思いをさせないように注意することが大切です。
TPOをわきまえて使用するようにしましょう。
ペロリストを取り上げた作品
ダンスユニット「エグスプロージョン」の作品に「ペロリスト」というタイトルの楽曲が存在します。
ひとりでできるもんBANDとのコラボ作品で、気になるマナー違反を題材に歌詞が書かれています。
また、同人誌や大人向けのコミックにも「ペロリスト」という言葉がタイトルに使用されている作品が多くあります。