ファンサの意味とは?
ファンサの意味
ファンサとはファンサービスを省略した言葉で、アイドルや有名人がイベント・コンサートなどで自身のファンに向けてちょっとしたサービスをすることを意味します。
ファンサの内容は手を振る・ウィンクをする・ピースをするなどがほとんどです。
若者言葉の一覧にも収録されています。
ファンサの派生語
神ファンサ
神ファンサとは神様かと思うような素晴らしいファンサービスの略です。
距離の遠いファンにもきちんと目を合わせたり手を振ったりと、ファン一人一人を大切にしている様子が窺えるファンサはこのように評されることが多いです。
固定ファンサ
固定ファンサは、特定の人または自分だけにするファンサのことを意味します。
固定ファンサを貰えるということは推しに自分の存在を覚えてもらえているという証でもありますが、同じ推しを推すファンから妬まれトラブルの元にもなるので賛否が分かれるものでもあります。
ファンサうちわ
ファンサうちわとは、推しの名前と一緒に「ピースして」「指さして」などの言葉が書かれたうちわのことです。
特にジャニーズアイドルのファンがこれらのうちわを制作・持参していることが多く、それぞれ自身の推しにしてもらいたいファンサの内容を大きな文字で書いていることが多いです。
ファンサの使用例
ここではファンサの具体的な使用例をご紹介します。
例文1.『予想していなかったタイミングで推しからファンサを貰えて嬉しかった。』
コンサート会場などの席があまり芳しくなくファンサを諦めていたとしても、推しに気が付いてもらえたらファンサを貰えることはあります。
ファンサを貰いたいのであれば最後まで諦めない気持ちを持つことも大切です。
例文2.『先日のコンサートで友人が推しからファンサを貰いそのことばかりを話している。』
推しを持つ人にとってファンサを貰うということは天にも昇るような出来事です。
例え同じグループを応援している仲ではなかったとしても、そのような嬉しい出来事があった暁には友達にたくさん話をしたくなるのも仕方がないことなのかもしれません。
例文3.『推しが存在してくれていること自体がファンサだ。』
推しを応援するファンの中には、存在してくれていることが一番のファンサであるという考えを持っている人もいます。
以前まではこの旨が書かれたTシャツがネット上で販売されていたことから、こういった考えを持っている人は意外と多いと推測できます。
推しからファンサをもらうコツ
ここからは、女性ファンが推しからファンサを貰うためのコツをいくつかご紹介していきます。
コツ1.舞台上から自分のことが見える場所の席を取る
ファンサを貰う上で、推しから見える位置に自分がいるかどうかというのはとても重要です。
そのためアリーナやスタンドなどの席を取れると一番良いですが、抽選などの場合は当選してもどの席になるかは運次第です。
万が一席が希望していた場所ではなかった場合は、推しが近くに来るだけでもラッキーだと思って次回に懸けるようにしましょう。
コツ2.心を込めてファンサうちわを作る
例え推しが目の前に来たとしても、ファンサうちわを持っているかいないかでファンサを貰える確率が変わります。
そのため、自分の推しの名前と「ピースして」などの希望するファンサを書いたうちわをきちんと持っておきましょう。
「大好き」「お誕生日おめでとう」など、自身の気持ちを伝える内容のものでも良いかもしれません。
蛍光色のピンクや黄色で文字を作ると遠くからも見やすいのでおすすめです。
コツ3.服装や見た目にこだわる
周囲の人と似た色や雰囲気の服装だと、残念ながら推しの目にはあまり入らないかもしれません。
ステージの上からでも目に入るような外見にしておくことで、推しが近くに来た時に気づいてもらえる確率が上がるでしょう。
服装のデザインは何でも良いですが、暗いコンサート会場の中でも比較的はっきり見える白などの色の服を着ることがポイントです。
ファンサの種類
ファンサにも色々なものがありますが、中でも人気なのは以下のようなファンサです。
ピース
投げキス
手を振る
ウィンク
じゃんけん
指さし など
ファンサうちわを作る際に内容に悩んだら、これらの中からしてもらえたら一番嬉しいものをチョイスしてうちわを作成すると良いでしょう。
ファンサうちわの作り方
ここからは、ファンサうちわの詳しい作り方を簡単にご紹介していきます。
作る前に以下の材料を100円ショップなどで揃えておきましょう。
ファンサうちわ用のうちわ
カラーシート(シールタイプ)
画用紙
のり
はさみ など
1.うちわに貼りたい文字を印刷する
WordまたはPowerPointでうちわに貼りたい文字を打ち込みます。
しかし、ここで注意すべきなのが会場に持ち込んで良いうちわのサイズです。
一般的には公式グッズとして販売されているうちわのサイズ内であれば問題ないとされていますが、そのサイズは縦幅が285mm、横幅が295mm、持ち手が135mmとなっています。
100円ショップなどで販売されているうちわはこのサイズ内のものであることがほとんどなので購入する際に念のため確認する程度で問題ありませんが、これより大きいサイズのものは使用しないよう注意が必要。
うちわに文字をいくつ貼りつけるか、またどのフォントを使うかによっても文字の大きさの設定も変わってくるので、あらかじめ情報収集するようにしましょう。
2.印刷した文字をカラーシートに貼り付けてカットする
貼りつけたい文字を印刷したら、明らかに不要な部分をカットしマスキングテープを使ってカラーシートに貼り付けます。
貼りつけたら文字をなぞるようにカラーシートをカットします。
この状態でうちわに貼り付けても良いですが、更に目立たせたいのであれば画用紙に貼り付けて縁取りをするようにカットするのがおすすめ。
好みの色味のカラーシート・画用紙を組み合わせて自分だけのうちわを作りましょう。
3.文字の配置を決めて貼り付ける
文字をカット出来たら、うちわの上に並べて配置やバランスを考え貼り付けましょう。
シールタイプのカラーシートで仕上げたのであればそのまま貼りつければ良いですが、画用紙を使用したのであれば薄くのりを塗る必要があります。
ファンサうちわに関する注意点
ファンサうちわを作ったり実際に会場で持つ場合は以下の点に注意しましょう。
規定のうちわのサイズよりも大きくならないようにする
光に反射するような素材は使わない
装飾がうちわからはみ出ないようにする
胸よりも高い位置に上げない
ライブやイベントを見ているのは自分一人だけではありません。
自身が応援しているアイドルやグループ、他のファンの人の迷惑にならないようルールをきちんと守って楽しむことが大切です。
素敵なファンサうちわを作って、ファンサをもらいましょう。