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野生の公式の意味とは?

最終更新日: 2022年7月7日 (公開日: 2022年7月6日)

野生の公式の意味

野生の公式とは、漫画やアニメ作品、動画などにおいて「公式(作者本人)が描いたものとそっくりに描いたもの」という意味を表す言葉です。

そっくりな作品を作っているのは漫画家などではなく一般の人なので、もちろん公式ではありません。

しかし公式と見間違えるほどレベルが高いため、「本職の人が描いたものではないが、公式と変わらない」という意味で使用されます。

「公式」を使った言葉で「公式が最大手」というのがありますが、野生の公式とは全く異なる意味です。

野生の公式の由来と語源

野生の公式の「野生」にはもともと「動物や植物が自然の中で生きていること」「人に飼い慣らされていないこと」という意味がありますが、ここでの「野生」は人気ゲーム「ポケットモンスター」が由来であると言われています。

ポケットモンスター(ポケモン)のゲームの中で、草村などにポケモンが出現した時「やせいの◯◯がとびだしてきた!」と表示されます。

ポケモンは主人公がモンスターボールを使って捕まえるまでは野生の状態ですが、捕まえると主人公に従って戦闘に使えるようになります。

この「野生の状態」を「本来の職業ではない」と捉え、一般人でも公式のように絵のスキルが高い人を「野生の公式」と呼ぶようになったのです。

野生の公式の類義語

野生の公式の類義語として、「野生のプロ」という言葉があります。

一般の人であるにも関わらず、プロのようにスキルが高い人を意味する言葉です。

語源は「野生の公式」と同じような所から来ています。

そのほかにも2ちゃんねるや5ちゃんねるには「ポケットモンスター」を語源として「野生の◯◯」という言葉がたくさん登場しています。

野生の公式の英語表記

野生の公式は英語で "Artwork that looks like official art" と表記します。

直訳すると「公式の芸術のような芸術作品」となります。

「公式の人が書いたものではないが、そのように見える作品」という意味で、このような表記となるのです。

野生の公式が嫌われる理由

ニコニコ動画やSNS等で「野生の公式」と言う言葉が広まる一方で、この言葉を嫌う人もいるようです。

野生の公式が嫌われる理由について見ていきます。

理由①公式と間違える人がいる

公式そっくりのクオリティの高い作品は素晴らしいものです。

しかしあまりにクオリティが高すぎて公式と間違える人がいるのも事実です。

間違えて認識してしまい、公式の会社に問い合わせが来たなどの事例も実際にあるようです。

このようなことを未然に防ぐためには、作成者がきちんと公式ではないことを明記する必要があるかもしれません。

理由②利権が絡む場合がある

自分で創作して楽しむだけならよいのですが、中には悪いことを考える人もいます。

公式そっくりのグッズを作って売ったり、公式だと嘘をつく人などです。

公式だと偽ってグッズを売ることは犯罪ですので、もちろん罰則もあります。

また、公式側から訴えられて裁判になるというケースも考えられます。

創作をする場合は自分で楽しんだり、仲間内で見合うくらいに留めたほうがよいでしょう。

理由③公式のイメージを崩す

いわゆる二次創作と呼ばれる作品にも「野生の公式」が存在します。

例えば本来ならば恋愛関係にない男性キャラクター同士や女性キャラクター同士を恋人のように描いたりしているものもあります。

そのような二次創作は、原作ファンに「公式のイメージを崩している」と思われてしまいがちです。

また、そのような二次創作の世界を知らないファンが見た時にショックを受ける可能性もあります。

野生の公式の使用例

最後に、野生の公式の使用例についてご紹介します。

使用例①「これはレベルが高すぎて野生の公式だ。」

「野生の公式」の一般的な使用例です。

ある作品を目にした時、あまりにもレベルが高すぎて公式そのものだと感動する時に使用します。

最近では動画サイトやSNSに投稿されたレベルの高い作品に「#野生の公式」というタグが付いているのをよく見かけるようになりました。

使用例②「上手いのは分かるが、野生の公式は受け入れられない。」

こちらは「野生の公式」反対派の使用例です。

野生の公式はあくまで二次創作であり、公式には敵わないと考えている人もいます。

二次創作をする時は、公式にリスペクトを示し、公式のイメージを崩さないようにすることが大切です。