ズッ友の意味とは?由来・類義語・正しい使い方を解説
ズッ友の意味とは?
「ずっと友達でいようね」という意味を込めて、親友・友人など末永く友達でいたい相手を「ズッ友」と呼びます。
主に女性同士の親しい間柄で使われており、男性同士や異性間で使用する機会はあまりありません。
動物や物に対しても、ズッ友と表現したりもします。
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ズッ友の由来
2000年ごろ、友達同士で撮ったプリクラに「ずっと友達だよ」を略して「ズッ友」と書き込むことが若い女性たち(ギャル)の間で流行しました。
その後、2012年にTwitterに投稿された「走れメロス」をギャル語でパロディにした携帯小説での「ズッ友」の使われ方が面白いと話題になり、再び脚光を浴びて流行し、SNSなどで頻繁に使われるようになりました。
ズッ友の類義語
親友
ずっと親しくしたい友という点でとてもよく似た単語です。
ですが現実では「私たち親友だよね」というのは少し照れくさかったり、相手に「えっそうなの?」と返されてしまっては立場がありません。
そんな時には「うちらズッ友だね!」と言った方が方が相手も「うん」と答えやすいので、気が楽です。
マブダチ
マブダチも親友同様、「本当の友達」という意味でズッ友とかなり近い単語です。
マブダチの歴史は古く1970年代のツッパリたちの間で誕生し流行しました。
よく使われる言葉ではありますが、どことなくヤンキーっぽさが匂うためか、現代の若者には「うちらマブダチじゃん!」よりも「うちらズッ友じゃん!」の方がしっくりくるようです。
マブダチの方がズッ友よりも少し重たい印象があります。
ズッ友の使い方
例1.「これからもズッ友でいようね」
高校の文化祭で、クラスの出し物であるお化け屋敷を大成功をさせ、その夜のファミレスで行った打ち上げの席でムードメーカーである女子が感極まってみんなに言った一言です。
「大人になっても、ずっと良きクラスメイトでいようね」
「何年か後の同窓会でも、全員そろって会いたいね」
という願いが込められています。
例2.「私のズッ友は筋トレ」
ある日、体を鍛えることに目覚めてしまい、寝ても覚めても筋肉のための食事やトレーニングを怠らない女性の筋トレに対する情熱を一言で表しています。
「ボールはともだち」と言って24時間ボールとともに過ごすのと同様で、24時間筋トレを生きがいとし、これをずっと続けていきたい気持ちを「ズッ友」という一言で表現しています。