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道産子(どさんこ)とはどういう意味?

(公開日: 2023年12月12日)

道産子の意味とは?

道産子(どさんこ)とは、主に「北海道生まれの人」という意味で使われている言葉です。

また、「どさんこラーメン」など北海道産の物にも「道産子」が使われます。

道産子の由来

道産子とは、もともと北海道産の馬の品種のことを意味していました。

この馬は別名を北海道和種とも言います。

江戸末期に東北地方の「南部馬」がニシン漁のために北海道に渡り、漁期が終わった後現地に取り残されました。

その子孫が道産子であると言われているのです。

体力があり寒さに強いため管理がしやすく、明治以降の北海道開拓の際に大変活躍したと言われています。

足が短く体は比較的小さめですが、大変能力が高く乗馬用としても愛されてきました。

北海道民は「道産子」という言葉を使うのか?

北海道民は日々の生活の中で「道産子」という言葉をよく使っているようです。

道産子であることを誇りに思っている人や、地方に出ても「道産子だから気が合う」という会話が交わされています。

しかし最近の若者は「道産子」と呼ばれるのを嫌がっているという話もあります。

田舎者だと思われる、北海道民だけ言われるのは嫌などさまざまな意見が出ているのです。

道産子の県民性

おおらかである

道産子は総じて大変おおらかな性格であると言われています。

開拓地のため閉鎖的なイメージがありますが、実際はそうではなく他県から来た人にもとても優しいです。

また、細かいことを気にしない性格も特徴的です。

新しいものが好き

新しいものが好きで、新商品は流行のものに敏感な人が多いです。

その県民性を利用し、新製品のマーケティングは北海道で行うことが多いのです。

倹約家である

道産子は倹約家が多いというデータがあります。

開拓時代の影響もあるのか、無駄なことにはお金を使わない風習が残っているようです。

現実的で、しっかり先を見据えた生活をしているとも言えます。

道産子の風習

各家庭に除雪用スコップがある

北海道は大変雪の多い地域です。

各家庭には除雪用のスコップが常備されています。

雪の量に応じて様々な種類のスコップを使い分けている家庭もあるようです。

授業でスキーやスケートをする

北海道の学校にはスキーやスケートの授業があります。

カーリングを行う学校もあるようです。

雪が多い地域だからこそ体験できる授業です。

北海道は冬季オリンピックのメダリストも多く輩出しています。

送料無料から除外される

通信販売などにはよく「送料無料」という表記があります。

しかし北海道や沖縄、離島などは無料の範囲から除外されることが多いのです。

また、地域によっては発送が完了しても到着までにかなりの時間がかかることがあります。

節分に落花生を撒く

節分といえば大豆を撒く風習が有名ですが、北海道では落花生を撒きます。

この風習には諸説ありますが、雪の降る2月に外に大豆を撒くと雪に埋もれて見つけにくくなるため、大きな落花生になったという説が有力なようです。

中には殻ごと撒く地域もあり、衛生面での工夫だという説もあります。

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