絶起(ぜっき)とは?意味・由来・使い方を具体的に解説
(公開日: 2022年11月15日)
絶起の意味とは?
絶起とは、寝坊をし大切な予定に間に合わなくなってしまった絶望的な起床をしてしまった時という意味です。
少し寝坊しただけで、悠々と間に合ったのであれば、絶起ではありません。
あくまでも「絶望的な時間」に起床してしまった時に使われます。
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絶起の由来
いつ頃かは不明ですが若者(ギャル)の間で使われており、2017年頃に流行し広く知られるようになりました。
現在はギャルだけでなく、一般的に浸透しSNSでよく見かける言葉となっています。
使い方・例文
どのようなシチュエーションで使えばよいかをこれから例文を交えてご紹介します。
例1.「ごめん絶起して遅刻する」
仲良しグループで買い物に行く約束をし渋谷で待ち合わせをしていたにも関わらず、起きたのは集合時間の5分前・・・という事態に慌ててグループLINEで連絡した時の一言です。
友人たちは「絶起したってことは着くにはまだ時間がかかるな」と一瞬で理解できますので、「じゃあ、先に行動してるね~」「近くまできたら教えてね」と返信し、時間を有効に使うことができます。
例2.「新学期早々、絶起した」
夏休み中に夜型の生活習慣が身についてしまい、6時起きしようとしたところ気付いたらすでに8時、急いで向かうも到着したのは始業式の真っ最中、髪はボサボサで新学期からやっちまったな~という状況を表しています。
真面目な彼は起きた瞬間、頭が真っ白になったことでしょう。
使うときの注意点
よくある間違いが「絶対に起きる」という意味で使うことです。
真逆の意味になり、誤解を生みますので気を付けましょう。
「明日、絶起するから!」なんて言ってしまうと「え?」「何言ってんの?」と引かれてしまうのでご注意ください。