良きの意味とは?由来・使い方・類義語を解説
(公開日: 2022年11月15日)
よきの意味とは?
よきは、「良き」のことで「よい」「いい」という意味です。
場合により「よきよき」と繰り返して強調することもあります。
よきの由来
「よき」と聞くと古い言葉のように感じますが、そのとおりで古語の「よきかな」が由来となっています。
よきかなは「善哉」と書き、むかし一休さんが美味しいぜんざいのことを「よきかな」と褒めたことから、「よきかな」に「善哉(ぜんざい)」の漢字があてられたという説があります。
現在、若者が使う「よき」は、古来からの意味とそう変わらず「よいもの」に対して褒める際に使われています。
使い方・例文
よきの使い方をこれから例文を用いて解説していきます。
例1.「今日の天気よき」
外に出ると雲一つない青空が広がっている、そんな快晴の日はとても気持ちが良いものですね。
そういう時は、このようにSNSに投稿してみましょう。
「夕方から土砂降りになるから、傘持った方がいいよ」と誰かが親切に教えてくれるかも知れません。
例2.「この新しい服、めっちゃよきだね」
買ったばかりの流行の服を着た画像をSNSにアップしていた友人に、コメントした一言です。
「かわいいね!」「似合ってるね!」とはちょっと言い難く、「いいんじゃない」というのはテンション低いし、と悩んだ時に「よき」を使うと、服を褒めただけなのになぜか友人は喜び、誰も傷つかず、丸く収まります。
よきの類義語
「よき」は他の言葉に言い換えができるのか、似た言葉をいくつか紹介します。
素晴らしい
どの状況の「よき」と置き換えても違和感はないです。
GOOD
こちらもすぐに置き換え可能です。
前に「VERY」を付けるとなお良いでしょう。
あっぱれ
シチュエーションによりますが、こちらも褒め言葉なので前後に多少のズレがあっても見逃してくれそうです。
ただし、使う相手によっては「馬鹿にしてるのか?」と思われる可能性がありますので、少し注意が必要です。