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奈良といえば?イメージされる有名なもの

(公開日: 2023年2月15日)

奈良の食べ物

柿の葉寿司

柿の葉寿司は奈良県吉野発祥の食べ物であると言われています。

周りに海がなく海産物が貴重だったので、長持ちさせるために塩をかけ柿の葉で包んだのが始まりのようです。

鯖寿司が基本ですが、鮭や鯛などもあります。

茶粥

茶粥は奈良県で1,200年の歴史を持つ食べ物で、もともとは僧侶たちが好んで食べていました。

お茶で炊いた粥は口当たりがよく大変食べやすいです。

もち米を使った茶粥もあり、奈良県の朝食メニューとして今も親しまれています。

天理ラーメン

天理ラーメンは奈良県発祥のご当地ラーメンです。

ニンニクの効いた醤油ベースのスープはスタミナ満点。

中国から輸入した「辣醤(ラージャン)」が独特の辛味を出しています。

飛鳥鍋

飛鳥鍋は鶏出汁と牛乳ベースのスープで鶏肉と野菜を煮込んだ鍋料理です。

その歴史は飛鳥時代まで遡り、僧侶が寒さを凌ぐために考案したと言われています。

体が温まるように生姜を入れたり、片栗粉を使ってとろみのある鍋にすることもあります。

釜飯

釜飯は奈良県の伝統的な料理の一つです。

注文を受けてから炊き始める事が多く、炊き上がるまでの時間も含めて楽しむ事ができます。

テイクアウトして奈良公園など屋外でいただくのもオススメです。

三輪そうめん

奈良県桜井市にある美和地方は、そうめん発祥の地と言われています。

一般的に販売されているそうめんよりも細くもっちりとしていて、その食感に驚く人も多いはず。

冬の時期はにゅうめんにして食べても大変おいしいです。

奈良のっぺい

東北地方にも「のっぺい汁」という郷土料理がありますが、奈良県の「奈良のっぺい」は肉を使わないのが大きな特徴です。

主に大根や里芋、こんにゃく、油揚げ、椎茸などを薄味の出汁で煮込んだ精進料理です。

片栗粉も使わず、里芋の自然なとろみを利用します。

吉野葛

奈良県のスイーツといえば「吉野葛」が有名です。

奈良県宇陀市で作られる葛粉は、最高級品としても知られています。

賞味期限が製造から10分というお店もあり、テイクアウトには向いていないので現地でいただくことをオススメします。

奈良漬

奈良県は日本酒発祥の地と言われている県です。

日本酒を作る際に余った酒粕を使って漬けられた奈良漬は、全国的に知られている名物です。

瓜や胡瓜を漬けたものが多いですが、夏には夏野菜の漬物も大人気です。

奈良のイベント・行事

東大寺二月堂修二会(お水取り)

東大寺二月堂修二会は、奈良時代から続いている奈良県を代表する行事です。

その歴史は1,260年にもなり、僧侶が二月堂の本尊前で人々の幸せを祈ります。

二月堂の下の井戸から水を汲み上げる行事の名を取って、「お水取り」という呼び名で親しまれています。

若草山焼き

奈良県の冬の風物詩といえば、若草山焼きです。

夜空が真っ赤に染まるほどの炎は圧巻です。

周辺では山焼きに合わせて様々なイベントも行われます。

なら燈花会

なら燈花会では、2万本ものロウソクが奈良公園を埋め尽くす様子が見られます。

見ているだけではなく参加できるイベントもたくさん行われています。

毎年8月初旬からお盆前にかけて行われるイベントです。

正倉院展

毎年10月は正倉院展の季節です。

奈良時代の工芸品や文書など正倉院の宝物が期間限定で公開されます。

古くから国際交流が盛んだった奈良では、異国情緒のある作品を多く見る事ができます。

キトラ古墳壁画公開

キトラ古墳は7世紀末〜8世紀ごろに作られた小さな古墳です。

昭和58年、その石室内に壁画が発見され話題となりました。

その壁画を特別に公開しているのが、「キトラ古墳壁画公開」イベントです。

春日若宮おん祭

もともとは藤原忠通という人物が、国の五穀豊穣を願って始めたと言われている祭りです。

始まりは1136年であるとされ、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

神事芸能などを中心に、4日間にわたって様々な催しが行われます。

奈良豆比古神社翁舞

奈良豆比古神社翁舞は、秋の訪れを告げるお祭りです。

春日王の第1皇子と第2皇子が、父の病回復祈願として踊りを奉納したのが始まりであると言われています。

能や狂言が発達する前の古い舞が見られる貴重なお祭りです。

しあわせ回廊 なら瑠璃絵

しあわせ回廊なら瑠璃絵は、東大寺・春日大社・興福寺が光の回廊によって結ばれる幻想的なイベントです。

イルミネーションに彩られた奈良公園を自由に散歩する事ができます。

光の中に浮かび上がる3つのお寺もとても美しいです。

奈良の風習・習慣

雑煮の餅をきな粉につけて食べる

奈良県では雑煮を食べる時、お椀に入っている餅を取り出し、きな粉につけて食べる風習があります。

きな粉の黄色は稲穂の色であるとされており、豊作を願う意味があります。

学校給食にこの雑煮が登場することもあるようです。

結婚時の結納金が高額

奈良県では結婚時の結納金が全国的に見ても高額な傾向があります。

結納金にプラスし、化粧品やバッグを贈る習慣があることから、品数が多くなるようです。

近年は化粧品の代わりに「お化粧料」としてお金をプラスする場合も。

葬儀の際位牌が2つある

奈良県では葬儀の際の位牌が2つ用意されます。

この2つは「内位牌」「野位牌」と呼ばれ、それぞれ使用方法が異なります。

内位牌は火葬後に持ち帰り、野位牌は墓石の前に置いて納骨後に焚き上げるのが一般的です。

奈良と言えば人気のお土産

くず餅

奈良公園周辺には、くず餅を販売しているお店が多くあります。

日持ちするものを選んでお土産にするのがオススメです。

できたてを食べられるお店もありますので、実際に食べて選ぶのも楽しいです。

きみごろも

卵焼きのような見た目がおしゃれな奈良の銘菓です。

奈良県宇陀市にある「松月堂」で購入する事ができます。

これを目当てに県外からも多くの観光客が訪れる人気の和菓子です。

名物みむろ

名物みむろは170年の歴史を持つ奈良の銘菓です。

最中に優しい甘さの餡が詰まった上品なお菓子です。

奈良県ではお茶の席やお土産としてなど、さまざまな場所で昔から愛されてきました。

ぶと饅頭

春日大社では、創建当時から唐菓子である「ぶと」をお供えする習慣がありました。

その「ぶと」を一般の人でも食べやすいようにアレンジしたのが「ぶと饅頭」です。

あんドーナツのようなお菓子で、包み紙には春日大社の社紋がプリントされています。

柿寿賀

奈良では大和朝廷の時代から柿の栽培が盛んに行われてきました。

そのため柿のスイーツも多く作られていますが、中でも有名なのがこの「柿寿賀」です。

柚子の皮を干し柿で巻いた上品な味わいです。

まほろば大仏プリン

まほろば大仏プリンは観光客に大人気のスイーツです。

普通サイズの約6倍もある「まほろば大仏プリン(大)」も人気。

渡した瞬間の相手の反応を見るのも楽しみです。

春日鹿まんじゅう かのこ

奈良県で鹿は神様の使いであるとされています。

その鹿の形に作られた鹿まんじゅうは大人気のお土産です。

2個入りは「夫婦」6個入りは「家族」とネーミングセンスも抜群。

清酒春鹿

お酒好きにオススメのお土産は「清酒春鹿」です。

織田信長や徳川家康が味わったお酒の味を受け継いだ清酒として人気の1品。

今西清兵衛商店本店では有料で試飲することもでき、試飲したおしゃれなお猪口は持ち帰ることが可能です。

曽爾高原ビール

曽爾高原ビールは奈良県宇陀郡にある曽爾高原で作られたビールです。

ドイツ直伝の方法で作られており、麦芽100%なのが大きな特徴となっています。

道の駅や百貨店などでも販売されているので、比較的手に入れやすくお土産としてオススメです。

麻ふきん

麻ふきんは奈良の伝統的な織物「奈良茜」のふきんです。

食べ物以外のお土産を買いたい人にぜひオススメの1品。

奈良をモチーフにした可愛いデザインも人気です。

春日大社 鹿みくじ

春日大社鹿みくじは、春日大社で購入できるおみくじです。

鹿がおみくじをくわえている可愛らしいデザインが人気で、お土産としても使われています。

木彫りのものと陶器のもの、2種類が用意されています。

奈良と言えばの観光地

東大寺

奈良と言えば大仏を思い浮かべる人は多いはず。

その大仏(盧舎那仏)が安置されているのが、この東大寺です。

その他にも国宝や重要文化財を多く見る事ができる観光スポットです。

春日大社

春日大社は61の摂社、末社を抱えた大きな神社です。

近年は縁結び神社としても知られ、若者からも注目を集めています。

ハートの絵馬や水占いなどインスタ映えしそうなものもたくさんあります。

奈良公園

最も奈良県を感じる事ができるスポットが、奈良公園です。

神様の使いであるとされる鹿に出会う事ができ、鹿せんべいも有名です。

駅からすぐの好立地なので、電車でも行きやすいのがポイントです。

若草山

若草山は高さ300mほどの小高い丘のような山です。

山頂からは奈良の街並みを一望でき、特に夜景が見られる時間帯がオススメです。

歩いて登ることもできるので、散歩コースにも最適。

法隆寺

法隆寺は607年に建立されたとされる歴史あるお寺です。

1993年に日本で最初の世界文化遺産に登録されました。

見どころは世界最古の木造建築と五重塔です。

興福寺

興福寺は669年に建てられた奈良を代表するお寺の1つです。

阿修羅像をはじめとする仏像などが国宝や重要文化財に指定されています。

毎年5月に行われる伝統行事「薪御能」も有名です。

唐招提寺

唐招提寺は759年に唐の僧侶であった鑑真が建立したお寺です。

現在も当時のままの建物が残されており、奈良の歴史を感じる事ができます。

毎年5月にはうちわまきの行事が行われ、多くの人が訪れます。

平城宮跡

平城宮跡はかつて平城京が置かれていた場所にあります。

平城京について学べる資料館や、再建された朱雀門などの見どころもたくさん。

現在は草原になっているので、散歩をしたりサイクリングをすることもできます。

曽爾高原

奈良県宇陀郡にある曽爾高原は、ススキの名所としてよく知られているスポットです。

秋には多くのハイキング客で賑わいます。

夜になるとライトアップされ、幻想的な風景の中を散策する事ができます。

橿原神宮

橿原神宮は日本の初代天皇である神武天皇が、橿原に皇居を建てたことから作られた神社だと言われています。

毎年2月の建国記念の日には、神武天皇即位を祝う式典「紀元祭」が行われます。

神武天皇とその妻を祀っていることから、縁結びのご利益でも知られています。

吉野山

日本の中でも有数の桜の名所として知られているのが、「吉野山」です。

4つのエリアで桜を楽しむ事ができます。

様々な品種が植えられており、異なる時期に桜を見られるのも大きな特徴です。

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