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鹿児島といえば?イメージされる有名なもの

(公開日: 2023年12月5日)

鹿児島の食べ物

鶏飯

鶏飯は奄美地域を代表する郷土料理として知られています。

鶏肉、椎茸、錦糸卵などをご飯に乗せ、鶏がらスープをかけて食べるのが一般的です。

もともとは炊き込みご飯風でしたが、昭和になってから鶏がらスープをかけて食べるようになりました。

祝い事や会食などで人気のメニューです。

しろくま

鹿児島県で大変有名なスイーツが、しろくまです。

かき氷にフルーツをたっぷりトッピングし、練乳をかけた鹿児島名物です。

上から見た姿が白熊に似ているということで、この名前がつきました。

鹿児島県にはこのしろくまが食べられるお店が多くあり、各店こだわりの味となっています。

かごしま黒豚

かごしま黒豚は約400年前に琉球から伝わったと言われています。

あの西郷隆盛もよく食べていたという鹿児島県の名産品です。

鹿児島県では明治時代ごろから黒豚の品種改良が行われてきました。

かごしま黒豚は鹿児島県の在来の黒豚とイギリスから輸入した豚の交配種です。

鹿児島ラーメン

鹿児島ラーメンは鹿児島県霧島市にあるラーメン屋です。

昭和35年に創業し、以来素材にこだわった体に優しいラーメンを作っています。

ラーメン以外にも定食メニューやカレー、ビビンバなどが楽しめるお店です。

店内には宴会場もあり、団体客の受け入れも行っています。

きびなご料理

きびなごは鮮度が落ちるのがとても早い魚です。

鹿児島県ではこのきびなごの漁獲量が非常に多く、鮮度を落とさないまま調理することができるのです。

そのため、さまざまなきびなご料理が提供されています。

年間を通じて水揚げ量が多いので、いつでも味わえるのが特徴です。

薩摩揚げ

薩摩揚げは魚のすり身を味付けし、形を整えて油で揚げた料理です。

江戸時代に琉球から「油で揚げる」という手法が伝わり、薩摩揚げが誕生しました。

タンパク質やカルシウム、ビタミンを豊富に含んだ郷土料理です。

さつま汁

さつま汁は鶏肉や野菜など多くの具が入った味噌汁です。

江戸時代に闘鶏で負けた鶏を武士たちが煮込んで食べていたことが、さつま汁の始まりであるとされています。

その後闘鶏は禁止となりましたが、各家庭で鶏を飼うようになり、祝いの席などで食べていました。

現在でも鹿児島県では鶏の飼育が盛んで、「かごしま地鶏」というブランドになっています。

鹿児島湾の東側にある大隅半島では、鰻が多く生産されています。

温暖な気候と豊富な地下水で、ふっくらとした柔らかな鰻が育ちます。

鹿児島県ではこの鰻を使った鰻料理が大変有名です。

鰻重や蒲焼、白焼きなど各店舗でこだわりの味が楽しめます。

かんぱち漬け丼

鹿児島県はかんぱちの生産量が日本一の県です。

県内各地で盛んに養殖が行われています。

鹿児島県のかんぱちはお茶や焼酎粕、柑橘類など独特の素材を使った餌で育てられています。

このかんぱちを使ったかんぱち漬け丼が大変人気です。

酒ずし

酒ずしは江戸時代から食べられている鹿児島県の郷土料理です。

酒をまぶしたご飯に季節の食材を混ぜ、半日ほど置いて作ります。

押しずしのような料理で、酒は鹿児島県の地酒を使っています。

昔は花見の席でよく食べられていましたが、現在では祝いの席で主に食べられることが多いようです。

鹿児島県のイベント・行事

仙巌園菊まつり

仙巖園菊まつりは11月に鹿児島市にある仙巖園で開催される祭りです。

仙巌園は薩摩藩主であった島津氏の別邸として知られる場所です。

菊まつりでは約15,000本の菊が咲き、園内が華やかに彩られます。

また、太鼓の演奏や持明祭などさまざまなイベントも行われます。

鬼火たき

鬼火たきは毎年1月7日ごろに行われる鹿児島県の伝統行事です。

大やぐらと呼ばれるやぐらとともに正月飾りを焼き、無病息災を祈ります

この行事は鹿児島県の各地で行われており、多くの市民が参加します。

お釈迦まつり

お釈迦まつりは江戸時代から行われている祭りで、鹿児島県三代祭りの1つに数えられています。

お釈迦様の生誕を祝い、釈迦堂に数えの年の甘茶をかけます。

他にも花嫁行列やパレードなどが行われる大変賑やかな祭りです。

毎年多くの観光客が見物に訪れます。

鹿児島県の風習・習慣

情に厚い人が多い

鹿児島県には情に厚く、人のために一生懸命になる人が多いと言われています。

県民にアンケートを取っても、優しい人が多いというのが上位にランクインするようです。

また、鹿児島県民であることを誇りに思っている人も多いという統計が出ています。

おなん講

おなん講は薩摩川内市の東郷町で行われている伝統行事です。

普段の女性たちの苦労に感謝し、豊作を祈るために行われます。

この日は男たちが女装し、地域の伝統的な献立を女性にふるまいます。

その料理に対して女性たちが文句を言うというユニークなお祭りです。

通夜見舞いに最中を渡す

鹿児島県では通夜見舞いに最中を渡すのが風習となっています。

鹿児島県の方言では「もうない」を「もうなか」と言います。

そのため悲しいことがもう起きないようにという願いを込めて、最中を渡すのです。

また、鹿児島県南部の一部の地域では出棺時に故人に芋焼酎を振りかける習慣もあるようです。

鹿児島県のお土産

芋焼酎

芋焼酎はサツマイモを原料として作られる焼酎のことです。

鹿児島県ではこの芋焼酎の生産が大変盛んで、薩摩焼酎とも呼ばれています。

多くの酒造で芋焼酎が作られており、お土産としても人気です。

お酒好きには各店舗でしか手に入らない限定品もオススメです。

かすたどん

かすたどんは、ふわふわのスポンジで鹿児島県産の卵を使ったカスタードクリームを包んだお菓子です。

子供から大人まで楽しめる優しい味が魅力となっています。

1個単位から購入できるので、用途に合わせて個数を選ぶことができます。

薩摩芋タルト

薩摩芋タルトは山福製菓が販売しているお菓子です。

鹿児島県産の薩摩芋を100%使用し作られたタルトは駅や空港などでもよく見かける人気商品です。

個包装になっているのでお土産として最適。

少し温めてから食べるのもオススメです。

薩摩揚げ

薩摩揚げも鹿児島県で人気のお土産となっています。

駅や空港でも比較的安価に購入することができます。

自宅に持ち帰って冷凍すれば、長く保存することも可能です。

贈答用にも最適な商品となっています。

あくまき

あくまきは鹿児島県に伝わる餅菓子で、おもに端午の節句に食べられていました。

4月中旬ごろから県内のスーパーやお土産屋さんに並びます。

南九州ではこのあくまきのことを「ちまき」と呼んでいるようです。

棒状で販売されているものは自宅で好きな大きさに切り、黒蜜やきな粉をかけて食べます。

かるかん饅頭

かるかん饅頭は鹿児島の郷土銘菓として知られています。

こし餡を山芋を使った皮で包んだ口当たりの良いお菓子です。

県内の和菓子屋さんやお土産屋さんに多く並んでおり、観光客に人気の品です。

知覧茶

南九州は約350年前からお茶の生産を行なっています。

地形や寒暖差の激しい気候などがお茶の生産に適しており、高品質の茶葉を育てることができるのです。

通常の製法より長い時間蒸された知覧茶は、渋みが少なくコクのある味わいです。

水出しにも向いているので、年間を通して飲むことができます。

ボンタンアメ

ボンタンアメは大正14年から鹿児島市にあるセイカ食品で製造されているお菓子です。

水飴・砂糖・麦芽糖・もち米・柑橘エキスを原料にして練り上げ、キャラメルのような形をしています。

甘酸っぱく爽やかな味わいで、子どもにも大人にも大人気です。

唐芋レアケーキ

唐芋レアケーキは株式会社フェスティバロが販売する、鹿児島県で大変有名なスイーツです。

唐芋とは薩摩芋のことで、これを練り込んだケーキを唐芋レアケーキと言います。

1990年代ごろから全国的に知名度が上がり、お土産として大変人気となりました。

現地で購入できる商品の他に、通販限定のものもあります。

げたんは

げたんはは、鹿児島県で昔から食べられている郷土菓子の1つです。

小麦粉・卵・黒砂糖を練って作る生地を板状にして焼き、黒蜜に漬け込んで作ります

「げたんは」とは「下駄の歯」という意味で、もともとの形が似ていたことから名前がつきました。

鹿児島県の観光地

奄美大島

奄美大島は本土と沖縄県の中間あたりに位置する島です。

日本で2番目に大きな離島で、島の多くが森林となっています。

豊かな森には絶滅危惧種や固有種が生息しており、珊瑚礁にも多くの生き物が暮らしています。

ダイビングなど海のアクティビティを楽しみたい人にも人気の観光地です。

桜島

桜島は錦江湾に浮かぶ複合火山で、鹿児島県のシンボル的存在でもあります。

約26,000年前に誕生し、これまでに17回の大噴火を起こしています。

溶岩原や展望スポットは世界的にも有名で、外国人観光客も多く訪れます。

霧島神社

霧島神社は鹿児島県霧島市にある神社です。

噴火の被害や火災による被害を何度も受けましたが、平成元年には国の重要文化財となりました。

また、令和4年には本殿や幣殿、拝殿が国宝に指定されています。

晴れた日には鹿児島湾や桜島、鹿児島の市街地を見渡すことができます。

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