岐阜といえば?イメージされる有名なもの
岐阜の食べ物
飛騨牛
飛騨牛は全国的にもよく知られている高級肉です。
美しい霜降りの模様が特徴的で、口の中に入れるととろけるような食感が魅力的です。
飛騨地方だけでなく岐阜県で生産されているもの全てを「飛騨牛」と呼んでいます。
朴葉味噌
朴葉味噌は岐阜県の郷土料理の1つです。
飛騨の観光地に行くと飲食店やホテルなどで提供されています。
岐阜県産のホオノキの上に味噌や具材を乗せ、コンロで温めていただくのが一般的です。
高山ラーメン
高山ラーメンは岐阜県高山市発祥のご当地グルメです。
鶏ガラや鰹節、野菜などから出汁を取った醤油ベースのスープが一般的です。
スープと麺がよく絡むように麺は細め、少なめで提供されています。
鶏ちゃん
飛騨地方の南部や郡上市、奥美濃地方の郷土料理として愛されているのが「鶏ちゃん」です。
鶏肉をタレに漬け込み、野菜と一緒に焼いて食べます。
シンプルですがご飯によく合う一品です。
鮎料理
岐阜と言えば長良川で育った新鮮な鮎が有名です。
長良川は日本の名水100選にも選ばれ、清流の川として知られています。
塩焼きが定番ですが、鮎ラーメンや鮎丼など様々な料理を楽しむ事ができます。
ぼたん鍋
ぼたん鍋は猪の肉を使った鍋料理です。
ぼたんの花のように猪肉を盛り付ける様子から、この名前が付いたと言われています。
猪肉は低脂肪・低カロリーでコラーゲンが多く含まれているので、美肌効果もあります。
漬物ステーキ
漬物ステーキは飛騨地方の郷土料理です。
漬物を焼いて食べるという一風変わった一品ですが、元々は冬に凍ってしまった漬物を溶かすために焼いていた事が始まりだと言われています。
漬物を焼き、卵とじにしたものが一般的なスタイルです。
各務原キムチ
各務原キムチには地元産のニンジンと松の実が入っています。
このキムチは姉妹都市である韓国の春川市と共同で作ったものです。
各務原市内の約40店舗で購入する事ができます。
中津川とりトマ丼
中津川とりトマ丼は、中津川市のご当地グルメです。
特産品のトマトと、ブランド鶏肉である「恵那どり」を合体させて完成した料理です。
価格が1,000円前後とどの店舗でもお手軽に食べられるのが魅力的。
五平餅
五平餅は岐阜県で江戸時代から食べられていました。
潰したお米を串に巻きつけ、特製のタレをつけて焼いた郷土料理です。
タレの味は店舗ごとに違い、味噌や醤油、ごまだれなど様々な味が楽しめます。
岐阜のイベント・行事
高山祭り
高山まつりには春の山王祭と秋の八幡祭があります。
人々が「屋台」という山車を引き、市街地を練り歩く様子は圧巻です。
京都の祇園祭、埼玉の秩父夜祭と合わせて日本三大曳山祭りと言われる大規模なイベントです。
竹鼻祭り
竹鼻祭りは竹鼻町にある八剱(はっけん)神社で行われる祭りです。
幕末に作られたからくり人形を乗せた軕(やま)などが登場し、町内を練り歩きます。
周辺では市が開かれるなど、様々なイベントも行われます。
郡上おどり
郡上おどりは岐阜県郡上市で毎年7月〜9月にかけて行われます。
日本で一番期間が長い祭りとされており、特にお盆の4日間の徹夜踊りが大変有名です。
郡上おどりは観光客も参加できる踊りであるため、4日間で踊り手は約20万人にもなると言われています。
長良川の鵜飼
長良川の鵜飼は、その技術が国の重要無形民俗文化財となっています。
特に鵜飼開きの日は多くの見物客で賑わいます。
太鼓の演奏や花火の打ち上げなども行われ、賑やかな雰囲気の中鵜飼開きが行われます。
岐阜公園菊人形 菊花展
岐阜公園の菊花展は毎年10月〜11月にかけて行われるイベントです。
岐阜発祥の「美濃菊」など愛好家の手で育てられた菊が展示されます。
菊で衣装などを形どった菊人形や菊花庭園も見どころとなっています。
長良川全国花火大会
長良川全国花火大会は1946年から行われている岐阜県の伝統的な花火大会です。
終戦1年後から始まったこの花火大会は、岐阜市民の希望となってきました。
約3万発の花火が打ち上げられ、毎年30万人もの観客が見物に訪れます。
関ヶ原合戦祭り
関ヶ原合戦祭りは毎年秋に行われる関ヶ原最大の戦国時代をイメージしたイベントです。
全国から集まった約120人で行われる合戦パフォーマンスは大迫力。
その他鉄砲隊の演武や戦国グッズの販売など様々な催しが行われます。
岐阜基地航空祭
岐阜基地航空祭は岐阜県各務原市にある航空自衛隊の基地で行われるイベントです。
機動飛行や編隊飛行など様々な飛行ショーが楽しめます。
また、航空機の展示なども行われます。
岐阜の風習・習慣
天寿を全うすると「おめでた葬礼」を行う
岐阜県の東濃地方(恵那市や中津川市)では、80歳以上の人が亡くなると「おめでた葬礼」を行います。
葬列の先頭に花籠を持った人が歩き、籠の中に入ったおひねりを撒きながら歩くのです。
この撒き銭は誰でも拾うことができ、縁起物として持ち帰るという習慣があります。
通夜に「お淋し」を持ち寄る
岐阜県では通夜の際に「お淋し」と呼ばれるお菓子を持ち寄る習慣があります。
これは遺族が故人に夜通し付き添う際、淋しくないようにするためのものです。
岐阜県だけでなく東海地方にはこのような習慣が残る場所が多くあります。
結婚式で餅撒きをする
岐阜県の一部の地域では、結婚式に紅白の餅を撒く習慣が残っています。
これには幸せを新郎新婦や親族だけのものにせず、周囲にもお裾分けするという意味合いがあるようです。
また、花嫁が嫁いだ先で食べ物に困らないようにという祈りも込められています。
お正月の雑煮に砂糖をかける
岐阜県ではお正月の雑煮に砂糖をかけて食べる地域があります。
食事というよりはスイーツに近い感覚なのかもしれません。
全国的に見ると他にもお雑煮に砂糖をかける地域があるようです。
岐阜と言えば人気のお土産
栗きんとん
岐阜県の代表的なお菓子といえば栗きんとん。
特に中津川市は栗きんとん発祥の地とされており、有名店が数多くあります。
期間限定で販売している店舗もあるため、入手できない時期があることを確認しておきましょう。
明宝ハム
明宝ハムは岐阜県で30年以上愛され続けている人気のハムです。
国産の豚のみを使用し、臭みや匂いが少ないのが大きな特徴です。
保存料などは使われていませんが、2ヶ月程度日持ちするものがほとんどです。
柿羊羹
柿羊羹は1838年に誕生した歴史あるお菓子です。
竹の容器に入った高級感溢れる見た目が大人気。
様々なグラム数が販売されているので、用途や人数に合わせて選ぶ事ができます。
登り鮎
登り鮎は長良川で獲れる鮎をイメージした見た目も可愛らしいお菓子です。
カステラのような生地で牛皮を包み、目や口を描いています。
優しい甘さと食感が様々な世代に愛される1品です。
飛騨牛ビーフカレー
飛騨牛ビーフカレーは岐阜県産の飛騨牛が入ったレトルトカレーです。
牛肉と一緒に煮込んだ野菜がおいしさの秘密です。
常温でも日持ちするので、遠方の方へのお土産にもピッタリです。
金蝶園饅頭
金蝶園饅頭は酒の風味の皮で餡を包んだ昔ながらのお菓子です。
皮には砂糖を使わず、素材の味を大切にしています。
少し温めてから食べるのがたいへん美味しいです。
山椒七味
岐阜県の山椒七味は、岐阜県でしか収穫できない山椒を使って作られています。
そばやうどんにかけても、味噌汁に少し入れてもその風味を楽しむ事ができます。
小さな缶に入っているためとても使いやすいのがお土産として嬉しいポイントです。
みそ入大垣せんべい
みそ入大垣せんべいはせんべいの総本家である田中屋で購入できます。
味噌を練り込んだ香ばしいせんべいで、食感は硬めです。
厚焼きせんべいの他に二ツ折り、四ツ折りなど硬さの異なる数種類のせんべいがあります。
さるぼぼ
さるぼぼは飛騨地方で昔から作られている人形です。
「ぼぼ」には「赤ちゃん」という意味があり、「さるぼぼ」は「お猿の赤ちゃん」ということになります。
古くからお守りとして愛されているさるぼぼは、お土産としても大人気です。
岐阜うちわ
岐阜うちわは岐阜市の特産物であり、伝統工芸品です。
もともとは鵜飼の見物客用のお土産として作られていたようです。
美しく染められたうちわにシンプルな網様が描かれた、浴衣にもよく合う一品です。
岐阜と言えばの観光地
白川郷
白川郷は1995年に合掌造り集落として世界文化遺産に登録されました。
中を見学できる合掌造りの家もあります。
人気アニメの舞台となったことから、近年再注目を集めている観光地です。
養老の滝
養老の滝は葛飾北斎が描いたことでも有名な滝です。
周辺は養老公園になっており、四季折々の自然を楽しむ事ができます。
近くには湧水の出る養老神社もあります。
岐阜城
岐阜城はかつて稲葉山城と呼ばれていました。
白の城主であった織田信長が、周辺の地名を「岐阜」としたことから、岐阜城となりました。
しろ自体1600年に廃城となっていますが、再建された城の内部に展示などがされています。
下呂温泉
下呂温泉は美肌の湯として大変有名です。
有馬温泉、草津温泉と共に「日本三大名泉」とも言われています。
集中管理システムで温泉の管理を行なっているので、どの加盟旅館でも同じ水質の源泉に入る事ができます。
新穂高ロープウェイ
標高2000m以上からの眺めを楽しむ事ができる新穂高ロープウェイも観光地として大人気。
国内唯一の珍しい二階建てロープウェイに乗る事ができます。
展望台には足湯や食事処もあり、大パノラマをゆっくりと堪能する事ができます。
馬籠宿
馬籠宿はかつて中山道の宿場町として賑わっていた場所です。
当時の建物は消失していますが、石垣や道などはそのまま残っています。
飲食店が多いので、食べ歩きを楽しみに訪れる人も多くいます。
モネの池
近年SNSを中心に注目を集めているのが「モネの池」です。
もともとは名もなき池なのですが、モネの作品『睡蓮』にそっくりだということで「モネの池」と呼ばれるようになりました。
インターネットやテレビ番組でも紹介される、今注目のスポットです。