デュクシとは?意味・由来・使い方を例文で解説
デュクシの意味とは?
デュクシとは、テレビやゲームでのパンチなどの攻撃音が「デュクシ」と聞こえることから、そのまま言葉に表現したものです。
デュクシの由来
デュクシとは、どこで生まれたのか?誰が使い始めたのか?
様々な説がありますが、今回はそのうちの二つを紹介していきます。
木梨憲武
とんねるずの「みなさんのおかげでした」(当時は「みなさんのおかげです」)の中での戦隊ドラマ「仮面ノリダー」で、木梨憲武扮する仮面ノリダーが悪役を攻撃する際に「デュクシ!」「デュクシ!」と連発していたことから広まっていったという説があります。
ストリートファイター
1991年に登場した大人気アーケードゲーム「ストリートファイターⅡ」での攻撃音が「デュクシ」「デュクシ」と聞こえたという説もあります。
家庭用ではなくアーケード版だったことと、特にパンチやキックを連発するストリートファイターの効果音は強い印象があり「デュクシ」が広まったと考えられます。
どのような時に使う?
「デュクシ」は会話のコミカルな要素として使われたり、今はSNSでも使われています。
ツッコミを入れたい時、友達とじゃれあいたい時、様々なシチュエーションで使うことができます。
SNSではツッコミに「デュクシ」とともに顔文字を作って入れたりすることもあり、最近ではデュクシを変換するとデュクシの顔文字が出てくるスマートフォンもあるようです。
友達とじゃれあう時には本当に殴らないので音は出ませんが、そこに「デュクシ!」と言ってあげると相手もリアクションが取りやすく、盛り上がります。
デュクシの使い方・例文
だは、「デュクシ」はどのようにして使えばよいのでしょうか。
具体的に例文で紹介していきます。
例1.「お前なんかにここで負けるわけにはいかないんだよー!デュクシ!デュクシ!デュクシ!」
ゲームをしていて、雑魚キャラだと思っていたら、思いのほか強く、手こずってしまい、その焦りの気持ちがつい言葉になって出てしまった時です。
「コノヤロー」や「くたばれ」などという単語を発するより、「デュクシ」の方が周りの人にも耳に優しく、ほほえましく感じます。
例2.「デュクシ!デュクシ!デュクシ!」「オウフ!」
子供が学校で楽しくじゃれ合いをしている場面です。
一見激しそうに見えたとしても、デュクシと言っていることで、周りも本当の殴り合いではないとわかりますので「ああ、あの二人は本当に仲が良いな」と安心して見守ることができます。
また、デュクシと攻撃されたら、「オウフ」とやられた真似が鉄板のようです。