マジレスの意味とは?
マジレスの意味
マジレスとは、とある発言に対して本気でコメントを返すことを意味する言葉です。
元々はネット上でスラングとして使われていました。
ネットスラングの一覧にも収録されています。
マジレスの語源と元ネタ
マジレスは、「マジ」と「レスポンス」が組み合わさってできた言葉で、元々はネット掲示板で使われていたものが最近になって一般的な言葉として定着してきました。
インターネット上での質問や発言に対して冗談抜きで本気で回答する際に用いられますが、SNS上ではこの「マジレス」がきっかけとなってしばしばトラブルに発展することもあります。
マジレスの類語
マジレスの類語として、「ガチレス」が挙げられます。
意味はマジレスと同じですが、「ガチレス」よりも「マジレス」のほうが一般的で使用頻度も高いです。
マジレスを使ったフレーズ
ここからは、マジレスを使ったフレーズの中でもよく使われるものをご紹介していきます。
マジレス乙
「乙」とは、「お疲れ様」を意味する言葉です。
「真面目な回答お疲れ様」という意味で、「そのようなレスは誰も求めていない」ということを暗に示しているため皮肉的なフレーズだと言えます。
マジレスキッズ
「マジレスキッズ」はマジレスばかりする幼稚な人やすぐムキになる人のことを意味します。
自分の意見が絶対的に正しいと何とか人より優位に立とうとレスを書き込んでしまうため、会話の流れも乱されてしまい他の人から疎まれてしまいがちです。
必ずしも年齢が子どもというわけではないので注意しましょう。
マジレス希望
「マジレス希望」とは、冗談ではない真面目な回答を求めている際に記載する言葉です。
何かに対してアドバイスや助言が欲しい際、釘を刺すようにこのフレーズを入れておくと大体の場合はマジレスを返してもらうことができます。
とは言え、からかった内容やふざけた内容のレスをわざと書く人も中にはいます。
マジレス蛮族
マジレス蛮族とは、何に対してもマジレスしか返さない人のことを意味する言葉です。
例えそれが冗談であったとしても、「マジレスすると」などの断りなくマジレスを返してしまうので他の人からは厄介な人として見られることが多いです。
マジレスを使った例文
ここからは、マジレスを使った例文をいくつかご紹介します。
例文1.『マジレスすると勉強はある程度しておくにこしたことはない。』
例文のように、マジレスをする際には「マジレスすると」をつけると「マジレス乙」などのように他の人から揶揄されることはあまりありません。
マジレスという言葉の意味と一緒にこのフレーズも覚えておくと役立つでしょう。
例文2.『冗談だと分からずマジレスしてしまった。』
本当か冗談か分からない時に思わずマジレスしてしまい、後から後悔してしまうということも人によってはあります。
そのような時は少し様子を見てレスをするようにしたほうが良いかもしれません。
例文3.『ネタにマジレスするのやめて。』
このフレーズはSNSなどでもよく見られますが、ネタに対してマジレスが送られてきた際にこのように注意する人もいます。
話題になっているSNSの投稿のコメント欄などを注意深く見てみると、このようなフレーズで誰かを注意している人を見ることができるかもしれません。
マジレスしてしまう人の特徴
ここでは、ついマジレスしてしまう人の特徴を簡単にご紹介します。
特徴1.生真面目
マジレスをしてしまいがちな人には、とても真面目な人が多いです。
一つ一つのことを冗談だとは思わず真に受けてしまうので、周囲と認識の差が生まれてしまい、結果的にマジレスをしてしまいます。
相手に対して誠実な対応をしようという意識が強いことが、原因となっていると考えられます。
特徴2.曲がったことが嫌い
曲がったことが嫌いな人も、マジレスをしてしまいがちです。
誰かが冗談で何かを言ったとしても、「そんなことを言ってはいけない」「何てことを言うんだ」といったようにマジレスを返してしまうので、周囲の人も冗談を言うことができなくなってしまいます。
しかし、曲がったことが嫌いで許せないというのはとても良いことなので、無理に直そうとする必要はありません。
特徴3.とても素直で言葉をそのまま解釈してしまう
マジレスしてしまう人のほとんどが、言われた言葉の裏にある意味などを特に考えずそのまま解釈します。
相手の状況や表情、声のトーン、話の流れなどから相手の意図することを察せないことが多いです。
しかしこれは、裏を返せばとても素直であるということです。
マジレスをして少し落ち込むこともあるかもしれませんが、その素直さに自信を持ってあまり卑下しないようにしましょう。