パンピの意味とは?由来・使われ方・例文・対義語を解説
パンピの意味とは?
パンピとは「一般ピープル」のことで、特定の集団に属する人たちがそれ以外の人たちを呼ぶ時に使われます。
いっぱんの「パン」ピープルの「ピ」を取って「パンピ」となりました。
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パンピの由来
始めは1970年代に暴走族や不良たちがそのほかの人を指すのに使われました。
その後は芸能人や著名人とそれ以外の人を区別する際に一般ピープルが使われていましたが、時代とともに一旦廃れます。
そしてまた復活し現在は「特定の事柄に対して知識・経験が浅い人」をパンピと呼ぶようになりました。
誰が使っている?
一般ピープルは、以前から集団とそれ以外の人を区別するために使われていた言葉でしたが、現在も同様に特定の人たちの間で使われています。
使っているのはどのような人たちなのか、代表的なものを紹介します。
下記以外にも、アニメや漫画、ゲームオタクの人たちにも使われています。
ジャニーズファン
ジャニーズファンには熱狂的な方たちがいてジャニオタとも呼ばれますが、そんな彼らがジャニーズファン以外の人を見た時に「ジャニーズについて何にも知らない」すなわちパンピということになります。
また、まだファンになって日が浅い人のことをパンピと呼ぶこともあります。
ヴィジュアル系バンドファン
熱心なヴィジュアル系バンドファンの女性は、バンギャと呼ばれます。
こちらもヴィジュアル系バンド以外のファン、ヴィジュアル系バンドに興味の無い人々のことをパンピと呼んでいます。
こちらも、にわかファンのこともパンピと呼びます。
パンピを使った例文
一体どのような時にパンピは使われるのでしょうか。
間違った使い方をしないために、例文を上げてご紹介していきます。
例1.「パンピになにがわかるの」
アルバイトして稼いだお金を全てヴィジュアル系バンドに貢いでいる娘が母親に「そんなことにお金を使ってばかりいないで、貯金して将来に備えなさいよ」と言われたときに返した一言です。
ヴィジュアル系バンドの素晴らしさを何一つ理解していない母親への憤りを端的に表現しています。
例2.「こんなパンピの私ですが、宜しくお願いします」
ジャニーズファンになってまだ半年しか経ってない女の子が、ほかのジャニーズファンに会った時に言った挨拶です。
ジャニーズに対する情熱は負けないつもりでも、やはり新参者という立場をわきまえ低姿勢での自己紹介をしたいとき、このように自分をへりくだる表現をすると今後の活動がしやすくなるでしょう。