音ゲーの意味とは?
音ゲーの意味
音ゲーとは、ゲームをプレイする人が音楽に合わせてボタンを操作したり、体を動かしたりするゲームの総称です。
音楽と一致した何らかの動きをすることで得点が上がり、音楽に合わないと得点が上がらなかったり下がったりすることがあります。
また、音ゲーの中にはノルマが課せられるものもあり、ノルマを達成することでレベルを上げていきます。
ノルマが達成できなかった場合は途中で終了になったり、その1曲でゲームオーバーになったりします。
音ゲーの語源と由来
音ゲーは「音楽ゲーム」を略した言葉です。
音楽を演奏することをゲームとして取り入れたのは、1978年に発売された『サイモン』が最初でした。
しかしこのゲームはリズムを重視せず、音素を記憶することを重視したゲームだったため、音ゲーと呼ぶかどうかについてはさまざまな意見があります。
現在『太鼓の達人』など多くのゲームに見られる「音楽に合わせて擬似楽器を演奏したり、ボタンを押したりするゲーム」としての始まりは、1996年に発売された『パラッパラッパー』だと言われています。
『パラッパラッパー』は当時としては斬新なゲームであったため、発売以降爆発的な人気となりました。
新しいタイプの音ゲー
2022年5月、これまでとは少し違う新しいタイプの音ゲーが登場しました。
X.D. Networkが発表したスマホ用音ゲー『Roteano (ロテーノ)』です。
これまでスマホ用の音ゲーは音楽に合わせて画面をタップしたりスライドさせるものがほとんどでしたが、『Roteano』は音楽に合わせてスマホを回転させる音ゲーです。
スマホを回転させ、ノートをうまくキャッチすることで得点を重ねていきます。
音楽はJ-POPからクラシックまで様々なものが用意されており、発売前から注目を集めていました。
音ゲーの種類
音ゲーには大きく分けて2つの種類があります。
種類①家庭用ゲーム機の音ゲー
Nintendo SwitchやDSなどの家庭用ゲーム機では、音楽に合わせてコントローラーやボタンを操作するものが非常に多いです。
中には『太鼓の達人』のように別売の擬似太鼓を取り付け、演奏することができるものも存在します。
種類②アーケードゲームの音ゲー
アーケードゲームの音ゲーは、ギターやドラムなど備え付けの擬似楽器を演奏したり、矢印などが書いてあるステージで音楽に合わせてステップを踏むものが多く見られます。
1998年ごろに話題となったDance Dance Revolutionなどもその一例です。
音ゲーとeスポーツ
近年ではeスポーツの種目として音ゲーが取り入れられています。
2021年にはコナミアミューズメント社が音ゲー界で初めてのプロリーグを開催しました。
このプロリーグは「BEMANI PRO LEAGUE (ビーマニプロリーグ)」と呼ばれ、「beatmania IIDX」というゲームが競技種目となりました。
試合を事前に録画し、Youtubeなどで配信することで視聴者はまるで音楽ライブやダンスショーを見ているかのような臨場感を味わうことができます。
楽曲もジャンルを問わずさまざまなものが存在し、プレイヤーの個性が際立つ競技となっています。
おすすめの音ゲーアプリ
最後にスマホにダウンロードするだけで簡単に楽しめる音ゲーアプリをご紹介します。
アプリ①太鼓の達人プラス
『太鼓の達人プラス』はダウンロード無料で楽しめるスマホ版『太鼓の達人』です。
20曲以上の無料曲を4つのレベルで楽しむことができます。
レベルは選択できるので、自分の実力に合わせてプレイすることができます。
また、月額500円から300曲以上の楽曲取り放題プランもあります。
アプリ②DEEMO II
大人気音ゲー『DEEMO』のスマホ版です。
こちらもダウンロード無料でプレイ可能です。太鼓の達人とは異なり、『DEEMO II』にはストーリーがあります。
プレイすることでストーリーが展開していくシステムとなっています。
楽曲はクラシックやジャズな中心となっているので、そのようなジャンルが好きな人にはおすすめの音ゲーです。
映画のような美しい映像にも注目です。
アプリ③Extreme LIVES
こちらはEXILE TRIBEグループのライブを体感できる音ゲーアプリです。
EXILE、三代目J SOUL BROTHERSなどLDHに所属する6つのグループのアーティストが登場します。
音ゲーの映像はメンバーによるライブパフォーマンス映像となっており、ファンには必見のアプリです。
ゲームをクリアすると「ヒストリー」が解放され、LDH20年の歴史を振り返ることができる仕組みになっています。