オキラの意味とは?
オキラの意味
オキラとは推しのアイドルやアーティスト、芸能人から嫌われているファンを意味する言葉です。
ファンにとって自分の推しから嫌われてしまうことはとても辛いことです。
自分がオキラだと自覚している人もいればいない人もいますが、オキラにならないために気を遣って応援しているファンも少なくありません。
オキラの由来と語源
オキラの由来は「嫌い」を丁寧にした「お嫌い」です。
もともとはジャニーズファンの間で使用されていた言葉ですが、最近では様々なアイドルやアーティストのファンが使っています。
オキラは「嫌い」が語源となっている言葉ですが、自分が「嫌いである」というよりは相手に「嫌われている」という意味合いが強いです。
しかし推しが実際に自分を認知しているかどうかは定かではありません。
インターネット上やSNS上で「自分はオキラだ」と公言している人もいますが、実は顔すら覚えてもらっていなかったという場合もあるのです。
オキラの類義語
次にオキラの類義語についてご紹介します。
類義語①ヤラカシ
ヤラカシとは、推しの追っかけをしている人の中で推しに嫌われている人を意味する言葉です。
嫌われる理由はいろいろありますが、特にマナー違反のひどい追っかけを「ヤラカシ」と呼ぶことが多いです。
プライベートの時間まで付きまとったり、自宅に押しかけたりするファンもいるようで、アーティストや事務所を悩ませる存在にもなっています。
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類義語②裏オリキ
裏オリキの「オリキ」とは「追っかけに力を入れている人」の略です。
裏オリキはヤラカシと同じように、迷惑行為を行う追っかけのことを意味します。
主にジャニーズファンの間で使用されており、他のアイドルやアーティストファンにはあまり知られていません。
オキラの対義語
オキラの対義語は「オキニ」です。
オキニは「お気に入り」の略で、推しから気に入られているファンを意味する言葉です。
オキニになるとファンサービスが他のファンより手厚かったり、ファンレターの返事が来たり、SNSに本人から「いいね」が付いたりすることがあるようです。
しかしオキニになるためにはまずライブやイベントにたくさん通って推しに認知される必要があるため、その道はかなり厳しいものであると言われています。
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オキラへの対応
オキラになると推しにどのような対応をされてしまうのか、いくつかのパターンを見ていきましょう。
対応①イベントやコンサートでの塩対応
オキラになるとイベントやコンサートで塩対応をされたり、自分だけファンサービスをもらえないことがあります。
もちろん自分だけではなく他にもファンサービスをもらえない人がいるのかもしれませんが、「自分はオキラだ」と感じていると「自分だけ」塩対応をされたように感じてしまうようです。
対応②コメントを読んでもらえない
オキラはSNSや生配信番組へのコメントを拾ってもらえない傾向にあるようです。
コメント欄はかなり速いスピードで流れていったり、短時間にたくさんのコメントが入ったりするので全部に目を通すのは無理があります。
なのでこちらも偶然という可能性が高いのですが、オキラだと感じている場合、「自分だけいつも拾ってもらえない」と感じる事があります。
その他の意味のオキラ
最近では学校のクラスなどで先生から「気に入られている、気に入られていない」という意味で「オキニ、オキラ」という言葉を使うことがあるようです。
先生の中にはお気に入りの生徒とそうでない生徒で態度を露骨に変える人もいて、オキニには甘く、オキラには厳しく対応することもあります。
そのようなことは本来あるべきではありませんが、先生も人間ですから多少の好き嫌いは見え隠れしてしまうのかもしれません。
オキラの使用例
最後にオキラの使用例をご紹介します。
使用例①「オキラにならないためにマナーの良いファンでいないと!」
マナーの悪いファンはオキラになりがちです。
アーティストも自分に対して迷惑行為をするような人を好きにはなりません。
オキラにならないためにはマナーよく節度を守って応援することが大切なのです。
使用例②「明らかに態度が違う。私って…オキラ?」
他のファンと自分を比べてみると、明らかに自分への対応が塩対応な場合の使用例です。
自分はオキラかもしれないと疑って落ち込んでしまう事もあります。
推しにリアルに恋をしている「リアコ」の人であれば尚更ショックを受けることになるでしょう。
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