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「じみに」とは?意味・読み方・類語・使い方・英語表現など

最終更新日: 2022年7月28日 (公開日: 2022年3月9日)

いつからか「じみに」という言葉をよく耳にするようになりましたが、皆さんは「じみに」という言葉をご存知でしょうか。

「地味」という言葉は本来、「華やかではないこと」「人目を引こうとはしない態度」などの意味を持つため、「じみに」という言葉の用法を知らなければぱっと見ただけでは意味を理解しづらいですよね。

今回はこの「じみに」の意味や使い方について解説していきます。

じみにの意味

「じみに」は「あまり声を大にして言うほどではないが」「他の誰かが私に同意してくれるかどうかは分からないが」という控えめな意味を含んだ言葉で、控えめながら自分の気持ちを簡単に伝えたいときに使われます

通常「嬉しい」「好き」「悲しい」「怖い」などの形容詞と併せて使われ、ポジティブな気持ち・ネガティブな気持ち両方を表現することができます。

漢字で書くと「地味に」となり、若者の間では「じみに」「地味に」の両方が使われているようですね。

元々は2016年に日本テレビで放送されていたドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」が流行したことにより、タイトルにもある「地味に」の新しい用法が見出され、現在のように使われるようになったと言えます。

じみにの類語

「じみに」の類語として、「個人的に」「実は」「何気に」などが挙げられます。

それぞれの意味を改めて整理しておくと、「個人的に」は「他人や社会などと関係がない様子」を、「実は」は「本当のことを打ち明けて言えば」ということを、「何気に」は「さりげなく、なんとなく」をそれぞれ意味します。

「個人的に実感している」「実は心配している」「何気に好き」などのように、心の内で思っていたことを他者に伝える際に使われることが多く、「じみに」に一番近しい言葉であると言えるでしょう。

じみにの使い方

「じみに」という言葉の意味について解説してきましたが、実際に会話や文中で使うとなるとまだ少し不安が残りますよね。

ここでは「じみに」を使った例文を3つご紹介していきます。

【使い方1】地味にすごい

この例文の中では、「何気に」「特筆するほどではないが」などの意味合いで「地味に」が使われています。

日本テレビのドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」に「地味にすごい」というフレーズが入っていることからも、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。

「他の人はそうは思わないかもしれないけど自分はそう思う」という風に相手に自分の意見を押し付けることなく気持ちを簡単に伝えることができるので、自分の気持ちを表現することが苦手な方はぜひ使ってみてくださいね。

【使い方2】地味に気になる

この例文では、「個人的に」などの意味で「地味に」が用いられています。

「わざわざ自分で調べるほどではないが興味がある」「気になる」といったニュアンスも含まれているため、会話の中で使えば「その話の詳細をもっと聞きたい」「もう少し掘り下げた話がしたい」などの気持ちが相手に伝わる可能性が高いです。

相手の話の腰を折らないように気を遣いつつも相手に話の続きを促すことができるので、「もっとその話について知りたい!」と思ったときなどに使うと良いかもしれません。

【使い方3】地味に痛い

この「地味に」は「声を大にして言うほどではないが」「何気に」などの意味合いを持ち、痛みの程度としてはそこまで酷くはないもののじんじんとした鈍痛を表しています。

体の一部をどこかにぶつけてしまったときや、擦り傷ができてしまったときなどはふとした瞬間に痛みを感じたり、痛みが引くまでは少しずきずきしますよね。

そんな時に「地味に痛い」というフレーズを使って痛みの程度を伝えてみると良いでしょう。

じみにを英語で表現すると?

日本語の「地味に」のニュアンスに近しい言葉として、”slightly” や “kind of” などが挙げられます。

“slightly” は「わずかに」「少し」という意味を持つ副詞で、”a slightly smaller size (もう少し小さいサイズ)” などのように使うことができ、程度を表したりするのに非常に便利です。

“slightly cold (少し寒い)” なども「地味に寒い」と日本語に訳してみると、“slightly” が持つ意味やニュアンスをより理解することができるのではないでしょうか。

また “kind of” は「ある種類の中で」などの意味で覚えている方も多いかもしれませんが、日本語で言う「ちょっと」に相当する意味を持つ言葉でもあり、はっきりしない曖昧な感情を表現することができます。

例えば、“I kind of like it.” と言えば「なんか好きかも」という気持ちを表現することができ、「はっきりとは言えないが」「何となく」といったニュアンスが含まれていることが分かります。

ちなみに会話をしている中で相手への返答として “Kind of.” のみを使うこともでき、これは「まあね」「大体そうかな」といった曖昧な意味になります。

はっきりとは言えないことを言い表したい際にぜひ活用してみてくださいね。

日常生活でじみにイラっとすること

「じみに」という言葉の意味について詳しく見てきましたが、ここからは皆さんが日常生活でじみにイラっとしてしまうことを3選ご紹介していきます。

「こんなことあるある!」と皆さんが共感できるものもあるかもしれません。

【じみにイラっとすること1】サランラップが上手く取れない

自炊をよくしている人にとっては、これは本当によくある「じみにイラっとすること」ではないでしょうか。

サランラップが貼りついていたり、途中で切れて分裂してしまい修復不可能になったりと、何でもないことのはずなのに無性にイライラしてしまいますよね。

このような事態に陥ってしまったら、まずはラップを箱から取り出しセロハンテープをサランラップに貼って剝がしていくと、綺麗に引き出すことができるようです。

じみにイライラしてしまいますが、こんな風に対処してみてくださいね。

【じみにイラっとすること2】出かける直前に物が見つからない

すぐに家を出ないといけないのに鍵が見つからない、お財布が見つからない…と出かける直前にバタバタした経験はありませんか?

特に電車やバスの時間が迫っている時に必要なものが見つからないと、じみにイライラしてしまいますよね。

前日にきちんと準備をしておいたり、それぞれの物を収納する場所をきちんと決めておくと良いかもしれませんね。

例え目の前に探し物があったとしても、焦っているときというのはなぜか目につかず全く見つからないという事態になってしまうこともしばしば。

出かける直前に焦ることのないように対策してみてくださいね。

【じみにイラっとすること3】「こちら側のどこからでも切れます」と書いてあるのに切れない

スーパーやコンビニで買った食品に付属しているタレや、レトルト食品の袋に記載されている「こちら側のどこからでも切れます」という文言。

「どこからでも切れる」と書いてあるにもかかわらずなかなか切ることができず手も汚れ、最終的にハサミを使う羽目になってしまいがちですよね。

これも「じみにイラっとすること」の一つとして、誰もが経験したことのある出来事なのではないでしょうか。