「イルカはいるか」とは?ダジャレとしての意味を解説
(公開日: 2022年9月21日)
「イルカはいるか」のダジャレとしての意味と面白さ
「イルカはいるか」は日本の代表的なダジャレやオヤジギャグとして有名です。
哺乳類のイルカと「その場に存在する」という意味の「居る」を疑問形にした「居るか」を繋ぎ合わせ、「イルカはいるか」とイルカの存在を尋ねる文になっています。
完全に同じ言葉の組み合わせですが、この2つは意味が大きく異なります。
同じ文字の並びでも意味の違う2つを合わせ、しかも意味の通る文章を作ることによって、響きの面白さを演出しています。
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イルカはいるかの由来。誰がはじめに言ったか?
「イルカはいるか」を誰が最初に言ったかについては、詳しく分かっていません。
しかしこのダジャレは言葉遊びの1つとしても捉えることができ、教育番組やダジャレ絵本の中などで多く取り上げられてきました。
小さい子どもにも意味が分かりやすく、それを「ダジャレ」と感じる前についつい口にしているのかもしれません。
谷川俊太郎さんの詩「いるか」にも登場
「イルカはいるか」というダジャレが有名になったきっかけの1つが、谷川俊太郎さんの詩「いるか」です。
「いるかいるか いないかいるか」という出だしはとても有名です。
哺乳類のイルカと、存在を尋ねる「居るか」を何度も重ね合わせて多用しており、声に出して読むと大変面白いです。
小学校の図書室などにも詩集がよく置かれており、子どもたちが楽しんで読んでいるようです。
国語の時間にこの詩を教材にし、「連」や「韻を踏む」という意味を勉強することもあります。
イルカはいるかという歌詞が登場する歌
保育園や幼稚園、小学校で習った「いるかはざんぶらこ」という歌が記憶に残っている人は多いはず。
この曲の中に「いるかはいるか おやこでいるか」という歌詞が登場します。
この曲は歌詞が面白く、歌っているだけでももちろん楽しいのですが、竹を使ってリズムよくステップを踏む活動が有名です。