「怨念がおんねん」とは?ダジャレとしての意味を解説
(公開日: 2022年9月22日)
「怨念がおんねん」のダジャレとしての意味と面白さ
「怨念がおんねん」は誰かを恨む気持ちという意味の「怨念」と、「いるんだよ」という意味の関西弁である「おんねん」が掛け合わされています。
「おんねん」という同じ響きの言葉でもそれぞれ意味が違い、しかも文章として成立していることがこのダジャレのおもしろさなのです。
怨念はとても恐ろしくて不気味なものですが、それに「おんねん」と関西弁で付け加えることによって何となく緊張感がなくなり、拍子抜けしてしまいます。
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怨念がおんねんの由来。誰がはじめに言ったか?
「怨念がおんねん」を誰がはじめに言ったかについて正確な情報はありません。
しかし1970年代から1980年代に活動していたフォークデュオ「あのねのね」の楽曲に、『猫の怨念の唄』というものが存在します。
恐ろしい歌詞なのかと思いきや、「屋根の上に猫がおんねん」と歌っているのです。
このように関西弁の「おんねん」は古くから「怨念」とかけて使用されていたようです。
「怨念がおんねん」という音楽作品も
日本の作曲家である三澤康弘さんが作曲した楽曲に、『怨念が…おんねん!』というものがあります。
この曲はアニメ「ゆるゆり」の中で使用されています。
もともとは漫画作品でしたが、2011年にはアニメ第一期が放送され、その後第三期まで制作されました。
また、OVAやオリジナルアニメーション、スピンオフも制作される大人気の作品です。
「ゆるゆり」第9話では登場人物が台詞の中で「怨念がおんねん」と発言するシーンもあります。
それとは別に、ニコニコ動画内ではボーカロイド曲として『怨念がおんねん』というタイトルの楽曲も公開されています。