トゥースとは?ハリウッドに認められた本格ギャグ
(公開日: 2022年10月3日)
トゥースとは?
「トゥース」とは、オードリーというお笑いコンビのボケである春日俊彰の代表的なギャグです。
オードリーは2000年に結成されたお笑いコンビで、ツッコミを若林正恭が、ツッコミを春日俊彰が担当しています。
「ズレ漫才」と言われる漫才を取り入れており、話を展開させようとする若林に対して春日が謎のボケを入れるという芸風が人気です。
ネタはほとんど若林が作成しており、レコーダーに若林が1人で録音したものを春日が聴き、合いの手を入れていくという練習スタイルをとっているそうです。
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トゥースのギャグの流れ
オードリーはお笑いコンビですが、「トゥース」を使っているのは春日のみです。
お客さんの前に登場した時に、挨拶のように「トゥース」と大きな声で言いながら左手の人差し指を上に向けます。
春日は高校時代アメフト部に所属しており、そのアメフト部でよく「トゥース」という掛け声を使っていたことが由来であると言われています。
春日のギャグにはこれ以外にも「鬼瓦」や「アパー」、「へッ」など決めポーズと共に大声を出すものが多くあります。
トゥースがハリウッドで認められた?
2010年にドリームワークスが制作したアニメ、『ヒックとドラゴン』の中にトゥースというキャラクターが登場したことをきっかけに、オードリーはこのアニメの宣伝隊長に選ばれました。
自分のギャグである「トゥース」が映画の中でキャラクター名として使われていることに対して、春日は「事後報告だった」とコメント。
キャラクターにトゥースという名前がついたのは偶然のことだったようですが、春日は「トゥースが世界に認められた」とも語っていました。
これについて若林は、「ギャグの延命治療になった」とラッキーに感じている様子。
映画上映前にはオードリーからの応援コメントも流れ、映画を盛り上げました。