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ギブアウェイの意味とは?

(公開日: 2023年8月19日)

ギブアウェイの意味

ギブアウェイは、ファンが自作したグッズを他のファンに無料で配布することを意味する言葉です。

タイのドラマ好きやK-POP界などで多く使われてる言葉で、かなりクオリティの高いグッズが作成されているようです。

例えばうちわやポストカード、キーホルダーなどその種類は多岐に渡ります。

ギブアウェイの由来と語源

ギブアウェイとは、もともと商品の販売を促進するために企業などが配っている無料配布物を意味します。

例えばアンケートに答えるとボールペンがもらえる、商品を購入するとおまけが付いてくる、などがギブアウェイに該当します。

街頭で配っているティッシュなどもギブアウェイだと考えて良いでしょう。

そこから転じて、オタク用語としてファンがファンに配る自作のグッズという意味で使われるようになっていきました。

ファンがギブアウェイを行うのは、一般的に推しの誕生日などのイベント時、ファン同士の集いの時です。

SNSなどで「○○もらってください」などと拡散され、配布されているようです。

ギブアウェイの類義語

類義語① プレゼント

プレゼントは英語の「present」から来ている言葉です。

元々はラテン語の「pre(事前の)」「esse-ent(ある)」が結びついた言葉で、「事前に用意された」という意味でした。

現在では家族や友人など親しい人への贈り物という意味で、日常的に使われています。

類義語② 景品

景品とは、何らかの商品に付け加えて客に無料で渡す品物のことです。

「おまけ」も同じような意味として使われます。

類義語③ 販促品

販促品とは、ある商品の販売を促進するために無料で配布する品物を意味する言葉です。

街頭で配っていたり、店頭で訪れた客に対して配っていたりします。

ギブアウェイをする際の注意点

著作権

アニメや漫画、ゲームなどの著作物には全て著作権が存在します。

また、人には肖像権も存在します。

自作グッズを作る場合、この著作権に十分注意を払わなければいけません。

例えばアニメのイラストなどをそのままコピーしたり、推しの写真を使ったりすると「著作権法(または肖像権法)違反」とされることがあるのです。

しかし「私的利用」であれば、この場合でも著作権の侵害にはなりません。

「私的利用」とは、あくまで家庭内や個人で楽しむ目的で作成するということです。

つまり原作のコピーや写真を勝手に使ったグッズを人に「譲る」ことは著作権の侵害になってしまいます。

自作グッズ作成や交換はファンにとってとても楽しいものですが、他人の権利を侵害しない範囲で楽しむことが大切です。

配布NGのイベントもある

ギブアウェイはイベント時に行われることが大変多いです。

しかし近年ではグッズの配布や交換を規制しているイベントもあります

また、アーティストなどによっては自作グッズの作成自体を禁止している場合もあるのです。

グッズを作成する場合は、このようなルールをよく理解して守ることが大切です。

ギブアウェイの使用例

最後にギブアウェイの使用例をご紹介していきます。

使用例① ギブアウェイにアクキー用意してます!

「アクキー」とは、アクリルキーホルダーの略です。

この例のように、イベント前に「◯◯用意してます」とSNSで事前に告知すると多くの人にギブアウェイができるようです。

使用例② イベントでたくさんギブアウェイもらった

こちらはもらった側の使用例です。

もらったグッズなどをSNSに掲載した書き込みも多く見られます。