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誘い受けの意味とは?類義語と併せて解説

(公開日: 2022年12月12日)

誘い受けの意味

誘い受けとはBL(ボーイズラブ)のカップリングで用いられる攻め受けにおいて主に受け側の特徴を表す言葉という意味で、攻め側を自身の言葉や仕草で巧みに誘う受けのことです。

誘い受けはあくまでも言葉と仕草で攻めを誘う受けのことを指すので、物理的に誘い込むのは後述する襲い受けに属されます。

この誘い受けですが精神的には攻め側に近いものを持ってはいますが、肉体関係を結ぶ際の立場は女役(受け側)となります。

元々BL界隈で使われはじめた誘い受けという言葉ですが、現在では百合(いわゆるGL、ガールズラブ)やNL(ノーマルラブ)の場でも広く認知され、受け側の特徴を表す言葉のひとつとして幅広いジャンルで使用されています。

誘い受けはこちらの一覧にも収録されています。

誘い受けの違う使い方

この誘い受けはしばしば2ちゃんねる(現5ちゃんねる)やツイッターでも用いられることがあります。

しかし先述した誘い受けの特徴を表すといった用途と違い、自分に絡んでくれる人や一緒にイベント事などに行ってくれる人を誘われ待ちしている、いわゆる「かまってちゃん」と同じ意味合いを示す際に使用されます。

上記のように、スレッドやTL内において用いられる誘い受けは「誰かに何かしらを誘って欲しい」という類いの発言に対して発信されるのであまり良い意味を持ちません。

誘い受けの対義語

襲い受け

言葉や仕草ではなく攻め側を物理的に押し倒したり、また攻めの体にのし掛かったりして肉体の関係を迫る受けのことをさします。

誘い受けが言葉や仕草など間接的に攻めを誘うのに対して襲い受けは直接的な誘い方をします。

この襲い受けは普段、感情の起伏が穏やかで大人しい受けが攻めのいつもと違った言動や行動に不安になり、積もり積もった感情が爆発して大胆なアクションを起こしてしまう、といった受けのギャップを描く際に用いられたりします。

誘い受けの類義語

天然受け

天然受けとは本人からすると友人や仲間の一人として普通に振る舞っているつもりなのに、その言動や仕草で攻めの恋心をピンポイントで撃ち抜く受けのことを表す言葉です。

言動や仕草で相手を誘う、という特徴は誘い受けのそれと非常に似てはいますが自覚を持って相手へアクションを起こす誘い受けとは違い、天然受けは自身の言動や行動が相手の心を揺さぶっていることに自覚はありません。

このように本人はあくまでも普段通りに接しているので、天然受けは時に無自覚受けと表されることもあります。

ビッチ受け

ビッチ受けは性的な方面へ特に目立って奔放な受けの特徴を表す言葉です。

ビッチ受けはその言葉が意味する通り、カップリングとされる攻め側のキャラ以外に複数の相手と関係を持っていたり、肉体関係を迫られると安易に応じたりと性に対して自由に振る舞うことが多いですが、気持ちはあくまでカップリングとなっている攻めに向けられております。

誘い受けと相性が良いとされているCP

ヘタレ攻め

ヘタレ攻めは相手に対してなかなか積極的になれない、恋愛において精神面が臆病な攻めの特徴を表した言葉です。

気概が見せられず、情けない描写をされるヘタレ攻めは作品においては誘い受けにしばしば主導権を握られがちですが、いざ体の関係を結ぶとなると攻めとしてしっかりその役割を果たします。

精神面では受けが攻めを導き、体の関係では攻めがリードする。

このような関係性を築けることから、ヘタレ攻めは誘い受けと相性の良いカップリングのひとつとされています。

詳しくはこちら

ワンコ攻め

ワンコ攻めとは受けに対して飼い主の様に従順に従い、奉仕をする攻めを表す言葉です。

ワンコ攻めは誰にでも人懐っこいタイプもいますが、カップリングとされている受け以外には淡白な態度を取って懐かないタイプと分けられます。

しかしどちらもいざ受けの為になるととにかくひたすらに尽くす、といったことが大きな特徴として挙げられます。

受けのお誘いや要求を拒むことなく、かいがいしく奉仕するワンコ攻めも誘い受けと相性の良いカップリングのひとつとされています。

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