「虫は無視」とは?ダジャレとしての意味を解説
(公開日: 2023年7月1日)
「虫は無視」のダジャレとしての意味と面白さ
「虫は無視」は、「虫を無視しよう」という意味です。
短い文章の中に「虫」と「無視」、発音が同じでも意味が異なる言葉が入っています。
夏になると多く発生する蚊などの虫。
「無視しよう」と思ってもなかなか無視できない状況ですが、その響きの良さが大変面白いダジャレです。
「虫は無視」はこちらにも収録されています。
虫は無視の由来。誰がはじめに言ったか
虫は無視の由来や誰がはじめに言ったかについては、詳しく分かっていません。
しかし、世の中には虫が苦手という人が大変多いため、自然発生的に生まれたダジャレなのではないかと考えられています。
虫は戦前まで「蟲」と表記されていました。
現在使っている「虫」という字は、「キ」と発音されていたようです。
これには「小さな動物」という意味があったため、「蛙」や「蛇」、「蝙蝠」など虫でないものにもこの字が使われています。
「蟲」が「虫」という表記に変わったのは、戦後の国語改革が行われてからのことでした。
ダジャレから生まれたアウトドア用品
2023年5月、GO OUTというアウトドア用品を販売する会社から、「虫を無視しよう」というダジャレから生まれたウエアが誕生しました。
このウエア、防虫加工が施されているのです。
虫をシャットアウトして、しかも「ムシムシ」する夏も快適に着られるという遊び心が詰まったウエア。
夏のキャンプなどにも最適です。
上着の腕の部分にはジッパーがついており、場所に応じて半袖と長袖どちらにすることも可能。
ズボンにもジッパーがあり、長ズボン、半ズボンにできます。
また、ジャケットには虫刺され薬を入れるためのポケットも付いています。