アクスタの意味とは?元の言葉や実際の商品例、使う場面やよく使いがちな人が持つ特徴も併せて解説
アクスタの意味とは?
アクスタとはアニメのキャラクターや芸能人などの絵が描かれたスタンドを意味する言葉です。
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アクスタの元の言葉
アクスタの元の言葉は「アクリルスタンド」です。
透明なアクリル樹脂にキャラクターなどの絵が印刷されたスタンドのことをアクスタと呼びます。
アクスタは主に部屋に飾る用途で使われることが多いですが、後述するように最近では持ち歩く人も増えています。
また、アクスタと似た言葉に「アクキー」というものもあります。
これは「アクリルキーホルダー」の略で、キャラクターなどの絵が印刷されたアクリル樹脂がキーホルダーになっているもののことを意味します。
これらは部屋に飾るよりも、鞄やポーチにつけて持ち歩かれることが多いものです。
アクスタ化しやすいもの
アクスタとして商品化されやすいのは、主に以下のようなものです。
漫画・アニメのキャラクター
漫画やアニメのキャラクターは、特にアクスタ化しやすいものです。
元からデザインがカラフルでアクスタにしても映えやすいことや、色々な場面をアクスタにすることでファンの購買意欲を煽れることが理由だと言われています。
さらに、アニメなどの展開によってはカラーを変えるだけで色々なバリエーションも作れるため、制作にかかるコストも低いと言われています。
芸能人
キャラクター同様によく作られるのが、芸能人のアクスタです。
特にライブのグッズとして売られることもあり、購入して封を開けるまで中身が分からないランダムアクスタが売られることもあります。
また、漫画やアニメのキャラクター同様に、カラフルで映えやすいという理由で舞台俳優のアクスタが作られることも少なくはありません。
ただし出演者全員が作られるわけではなく、主演の俳優2~3人しか作られないケースもあるようです。
マスコット
観光地などでは、マスコットキャラクターのアクスタが作られることもあります。
いわゆるゆるキャラにもファンが多いので、そういうファンを狙ったアクスタも多く出ています。
セリフ・効果音
実は、アクスタは人物の絵や写真だけではなく、セリフや効果音のものもあります。
「誕生日おめでとう」や「嬉しい」や「幸せ」といった、アクスタと一緒に撮影しやすいセリフや、「ドーン!」といった爆発音などの効果音・集中線のアクスタもあります。
こうしたアクスタは単体で使われることはめったになく、前述のキャラクターや芸能人などのアクスタと一緒に撮影される背景素材として使われる場合がほとんどです。
アクスタを使う場面
アクスタを使う場面は、主に以下のような場面だと言われています。
観光地
観光地に行って写真に撮るとき、自分たちが被写体になるのではなくアクスタを被写体にする人もいます。
キャラクターがまさにその場にいるようにアクスタを配置し、そこで写真を撮るのです。
また、キャラクター単体ではなく、キャラクターと仲が良いキャラクターを一緒に並べて撮影するケースもあります。
原作で仲の良いキャラクターを並べることもあれば、原作では接点がないけれど、自分たちが「仲が良いといいなぁ」と思うキャラクターを並べて撮影する人もいます。
おしゃれなカフェ
おしゃれなカフェもアクスタが活躍する場所の一つです。
おしゃれな空間にアクスタを置くことで、まるでキャラクターや芸能人と一緒にお茶をしているような写真を撮ることができます。
特に、原作や舞台背景がヨーロッパ系のキャラクターの場合は、このようなカフェで撮影する人が多いと言われています。
聖地巡礼
漫画やアニメなどに出てきた場面に旅行をすることを、ファンの間で「聖地巡礼」と言います。
そのため、そういった聖地巡礼をするファンは高確率でアクスタを持っていきます。
アニメなどの一場面と同じような角度にアクスタを配置して、アニメと同じ写真を撮ることにこだわる人は多いのです。
中には単に同じ場面で写真を撮るだけではなく、アニメなどの時間帯に合わせて写真をとるなど、こだわりを発揮する人もいます。
アクスタを持つ人の特徴
アクスタを持っている可能性が高いのは、下記のような特徴を持つ人たちです。
アニメなどのオタク
アニメなどのオタクで写真を撮るのが好きな人や、聖地巡礼が好きな人はかなり高確率でアクスタを持っています。
カフェなどでも食べる前に写真を撮る際、必ずアクスタを入れて写真を撮る人もいるようです。
一方、オタクでもアクスタのようにキャラクターが印刷されているグッズを持つことを苦手としている人もいます。
そういう人たちは、いくらファンでもアクスタを買うことはないでしょう。
芸能人のファン
芸能人のファンもアクスタを持っている可能性が高い人たちです。
ライブや舞台に行くとグッズを買いたくなる人が多いですが、その中にアクスタがあるとついつい買ってしまうのです。
ただし、一般的にアニメなどのオタクと比べて芸能人のアクスタを持ち歩く人は少ないと言われています。
アクスタを購入しても持ち歩かず、家の中で飾っておくだけにとどめるのです。
写真を撮るのが好きな人
特に何かの作品のファンというわけではなく、写真を撮るのが好きな人もアクスタを持つ人が多いようです。
アクスタを入れることで綺麗な写真が撮れるのなら、その小道具の一つとして買うのでしょう。
あくまでアクスタのデザインが気に入って買っているので「そのキャラクターの名前、なんていうの?」と聞いても答えられない人もいるようです。