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ひでぶの意味や元ネタとは?誤植だったって本当?それぞれ解説!

(公開日: 2023年5月17日)

ひでぶの意味とは?

「ひでぶ」とは、漫画「北斗の拳」の作中で登場する断末魔の一種です。

肉体的または精神的にダメージがあった際に使われています。

ひでぶの元ネタは北斗の拳

先の項でも簡単に触れた通り、「ひでぶ」の元ネタは漫画「北斗の拳」です。

「ひでぶ」が登場するのは漫画「北斗の拳」究極版 第1巻の主人公 ケンシロウとその敵 ハートが対決するシーンです。ハートは体に纏うその脂肪で相手からの攻撃や衝撃全てを吸収できる能力を持っており、「拳法殺し」とも言われているキャラクターです。

そのハートに対してケンシロウが北斗神拳 北斗柔破斬を繰り広げたことであっけなく死んでしまいますが、その際の断末魔として「ひでぶ」が登場しました。

ひでぶは誤植だった?

当初「ひでぶ」は誤植だと誤解されていました。誤植とは印刷物の文字が間違えていることを言いますが、作画を担当した原哲夫さんによると「ひでぶ」は誤植ではないとのことです。

これに関する詳しいエピソードについては様々なものが存在するため一概には言えませんが、2017年に東京都で行われた「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1」のレジェンドトークショーに登場した原さんが誤植ではないことを説明した上で、自らそのエピソードを語ったとのこと。

時代が移り変わってもこの独特の断末魔は人々の記憶の中には鮮明に残っており、次世代にも引き継がれていくと考えられます。

ひでぶとセットで使われる言葉

「ひでぶ」とセットで使われる「北斗の拳」の代表的な断末魔といえば、「あべし」「たわば」などです。

どちらもケンシロウとの壮絶な戦いの末発された叫び声として知られていますが、「北斗の拳」がテレビアニメとして放送されていた当時は子どもたちの間でもとても流行しました。

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