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あべしの意味とは?元ネタやその使い方は?詳しく解説!

(公開日: 2023年5月15日)

あべしの意味とは?

「あべし」とは、漫画「北斗の拳」の作中に登場する断末魔を表した擬音語です。

「北斗の拳」の中でも特に有名な叫びですが、これを口にしたのは名前もないキャラクターだったと言います。詳しくは次の項を見ていきましょう。

あべしは北斗の拳が元ネタ

先の項でも簡単に触れたように、「あべし」の元ネタは漫画「北斗の拳」です。

この「あべし」が登場するのは、コミックスの第3巻。暗殺拳 北斗神拳の第64代伝承者で主人公のケンシロウが元プロボクサーと戦うシーンです。北斗断骨筋という技をかけられた元プロボクサーのキャラクターは、頭をはじめとし全身の骨を砕かれてしまいます。その際に発したのが「あべし」でした。

この言葉は漫画・アニメ共に完結した現在でも、人々の間で有名なセリフとして知られています。

あべしとセットで使われる言葉

「あべし」とセットで用いられているのが、「ひでぶ」です。「ひでぶ」が登場したのはコミックス第1巻で、南斗六聖拳伝承者 シンの部下 ハートがケンシロウと戦った際に使われた断末魔として知られています。

「ひでぶ」は「痛え(いてえ)」と破裂した際に発した「ブッ」という言葉が組み合わさった言葉であると作者(原作 武論尊さん・作画 原哲夫さん)は説明しており、決して誤植ではありません。

あべしの使い方

ここで、「あべし」の使い方を見ていきます。

  1. 「そんなこと言ってばかりだと叩くよ!」「あべし」

  2. 「さっき転んじゃって、あべしって叫び声が出た」

あべしは死語?

「北斗の拳」がテレビアニメとして放送されていたのは、1987年3月12日~1988年2月18日まででした。今の若者が「北斗の拳」の存在を知っていたとしても、知っているのはタイトルやその断末魔のみであることがほとんど。そのことを鑑みると、断末魔の一つである「あべし」は既に死語であると言えます。