サンガツの意味とは?
サンガツの意味
サンガツは、「ありがとう」という感謝の意を表す言葉です。
主にネット掲示板で使われていたスラング用語で、自身の質問に対して的確に回答やアドバイスをくれた際などに「サンガツ」という言葉を相手に投げかけていました。
ネットスラングの一覧にも収録されています。
サンガツの由来・語源・元ネタ
サンガツは、2チャンネルの「何でも実況J」で誕生したなんJ言葉の一つで、「サンキューガッツ」という言葉が省略されて今の「サンガツ」になったと言われています。
「サンキューガッツ」の「ガッツ」は元プロ野球選手の小笠原道大さんのことで、当時小笠原道大さんが「ガッツ」というニックネームで親しまれていたことが由来となりました。
この当時、「何でも実況J」では誰かの質問に対して小笠原道大さんのアスキーアートを用いて回答することが流行しており、それに対して「サンキューガッツ(ありがとう小笠原道大さん)」と返していたのが徐々に簡略化されました。
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サンガツの例文
ここからは、「サンガツ」を使った例文をいくつかご紹介していきます。
例文1.『これってどういう意味?』『○○ってことだよ』『サンガツ』
これは「サンガツ」という言葉が使われるまでの典型的な流れとも言えます。
ネット掲示板では元々このような流れで使われることが多かったので、併せて覚えておきましょう。
例文2.『知らなかった、サンガツ』
何か知らないことを補足情報として教えてもらった際にも、このように「サンガツ」を使って感謝の意を表すことができます。
文面ではもちろん、対面の際にも使っても良いかもしれません。
例文3.『○○は○○ということだよ』『はぇーサンガツ』
「はぇー」とは感嘆詞の一種で「ほほう」「なるほど」などの意味を持つ言葉です。
教えてもらったことが初耳であった際などに感心や興味などの感情を示すために「はぇー」という独特の言葉が使われます。
「サンガツ」とはセットで用いられることが多いので、頭の片隅に置いておきましょう。
サンガツに対する返し方
「サンガツ」と言われた時の返答に特に定番のものはありません。
ほとんどの場合は「どういたしまして」「いいえ」などの返答をするようですが、「ええんやで」などの関西弁での返答も人気のようです。
何も返答をしなくても良いとされているので、自身の気分に合わせて返答するようにしましょう。
サンガツはもう古い?
最近では、サンガツという言葉はもう死語なのではないかと一部で囁かれています。
元々「サンガツ」は2チャンネルの「何でも実況J」で使われ始めた言葉で、最近できた言葉ではありません。
SNSなどでは新しい言葉として人気があるようですが、ネット用語としては死語になりつつあるのかもしれません。
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