半年romれの意味とは?由来・使い方・使われるシーンを解説
半年romれの意味とは?
半年romれとは、「半年」と「romれ」の二つの語から成り立っています。
「romれ」の「rom」は、「Read Oniy Menber」という掲示板などで書き込みはせずにただ閲覧をしている人のことを指します。
元々、読み込み専用のCD-ROMの「ROM(Read Oniy Memory)」をもじって作られました。
「romれ」とは、掲示板の交流に参加せずに「閲覧だけしていろ」という意味があります。
「半年」はその言葉通り半年間という意味です。
半年romれの由来
1990年ごろからネット上ではポピュラーな言葉で、ネット上での基本的概念として浸透していき、適切な書き込みができない人に対して「適正な書き込みができるようになるまで見ているだけにして、黙っておきなさい」という意味をこめて「半年romれ」と言うようになりました。
始めは「邪魔だ」「消えろ」のようなきつい意味を持って使われていましたが、近年は「しばらく読むだけにして、出直してきてね」というマイルドな意味に変化してきました。
どのような時に使う?
「半年romれ」と言いたくなるのはどのような状況なのでしょうか。
ネット上で素人が口出しした時
その掲示板について前後のやり取りをよく見ず、また議論の対象に対しての知識も持たないまま思ったことをいきなり書き込みするという、いわゆる空気を読めないユーザーに対し「半年romれ」と言います。
半年は「そのくらいromに徹底しておけば、流れがわかるでしょう」という目安ですが、人によっては「一年romれ」と言われることもあるようです。
相手を傷つけずに黙らせたい時
空気の読めない書き込みをする人に対していきなり「黙れ!」「出ていけ!」と言うとそこから喧嘩になったり、ひとりを何人もで攻撃するようになったりと、良くない状況になるのは必至です。
そこで「半年romれ」と言った方が場を荒らさずにその人を諭すことができます。
その人にも、ほかの人にもあまり波風を立てずに済みます。
半年romれの注意点
今は様々な場面で交流ができますので、「半年romれ」の使い方には注意が必要です。
掲示板だけでなく、配信中にも見当違いな書き込みをする人がいますが、その場合「半年romれ」と言うのは避けたほうが良いでしょう。
それがきっかけでコメントが荒れてしまったりすることもあり、配信側に迷惑がかかってしまうことがあります。
そういう場合はスルーして、対応は配信側に任せましょう。