「江戸はえぇど」とは?ダジャレとしての意味を解説
(公開日: 2023年7月3日)
「江戸はえぇど」のダジャレとしての意味と面白さ
「江戸はえぇど」は、「江戸はいいよ、素晴らしいよ」という意味のダジャレです。
江戸と「えぇど」が掛けられています。
「ええ」と言うのは主に西日本や東北の方言で、「良い」という意味になります。
それに「〜だよ」という意味の「ど」をつけた言葉が「ええど」です。
東京住まいなら思わず地方の人に言ってみたくなるような、面白いダジャレとなっています。
「江戸はえぇど」はこちらにも収録されています。
江戸はえぇどの由来。誰がはじめに言ったか?
江戸はえぇどの由来や誰がはじめに言ったかについては、詳しく分かっていません。
江戸とは現在の東京都のあたりを指します。
しかしその語呂の面白さから、東京に住んでいる人や東京から地方に言った人などが使い始めたのではないかと考えられています。
他にも「蝦夷はえぇぞ」など、地名を使ったダジャレがあります。
江戸の範囲はどこまで?
江戸時代初期、江戸は現在の東京都千代田区とその周辺という狭い範囲でした。
その範囲は44㎢ほどで、江戸城の外壁で囲まれていました。
1657年、江戸の半分が焼き尽くされた「明暦の大火」をきっかけに市街地を拡大します。
1818年には本格的に江戸の市域が決められ、現在この市域は「大江戸」と呼ばれています。
1868年になると江戸は「東京」と改名し、1869年にはその面積が56㎢まで拡大されました。