ガチ恋ってどういう意味?使い方や類語、反対語を紹介
ガチ恋の意味
ガチ恋とは本気(ガチ)で恋をしているという意味で、芸能人やモデル、あるいはインフルエンサーなどの一般的には結ばれない人のことを本気で好きになった時に使われる言葉です。
ガチ恋は「ガチで恋をしている」や「ガチの恋をしている」の略だと言われています。
通常、どんなに好きであっても芸能人に対して本気で恋をする人はいないでしょう。
恋人や配偶者の有無を調べたり好みのタイプを調べたり、あるいは熱愛報道を見て少しショックを受けることはあっても、失恋したとまで考える人はいません。
ですが芸能人たちにガチ恋する人は、自分の身近な友達や同僚に恋をするような感情を抱きます。
その人の好みのタイプに近づけるように必死で努力をしたり、SNSの投稿などから住んでいる場所を調べて近くに引っ越したりする人もいます。
もちろんサイン会やライブ、握手会などがあれば積極的に参加したり、ファンレターを送ることで自分個人が認識されるように努力したりもします。
ガチ恋を使う場面
ガチ恋という言葉は、周りの人に宣言する時に使われることが多い言葉です。
「私、あの人にガチ恋してるから!」や「ガチ恋だから会いたい」のように使う人が多いでしょう。
また周りの人の気持ちを指摘する時に使われることもあります。
「それってもうガチ恋だよね」とか「ガチ恋レベルで応援してるよね」のように使うケースも少なくはありません。
ガチ恋の類語
本気で恋をするガチ恋には、どのような類語があるのでしょうか。
代表的な類語を2つ、意味と一緒に紹介していきます。
リアコ
ガチ恋は「ガチで恋をしている」の略ですが、リアコは「リアルに恋をしている」の略です。
相手が芸能人やモデルのように少し遠い存在であっても「憧れではなく、リアルの知り合いに向けるような恋愛感情を向けている」という意味を持ちます。
リアコについて、詳しくはこちら
同担拒否
同担拒否は、元はといえばアイドルのファンの間で使われることが多い言葉です。
アイドルのファンでは、特定のメンバーを応援することを「○○の応援担当」として「○○担」と言います。この、いわゆる推しのメンバーが被っていることを「同担」と言います。
つまり同担拒否とは「私と同じ推しメンバーがいる人とは仲良くできません」や「推しメンバーが同じ人とは仲良くできないので話しかけないでください」という意味を持つ言葉です。
一緒に「○○のああいう仕草が好き!」と盛り上がるのではなく、他の人から自分の推しメンバーを褒める言葉を聞くと、本気で嫉妬してしまうため、同担拒否をするのです。
特にSNSなどのプロフィール欄で「○○担ですが、ガチ恋なので同担拒否です!」のように使われることが多い言葉です。
同担や同担拒否について、詳しくはこちら
ガチ恋の反対語
ガチ恋には反対語も存在しています。
ガチ恋中の人にこの言葉を使うと怒られることもあるので、覚えておきましょう。
ファン
ガチ恋中の人に対して「ファンだね」という発言は禁句になります。
もちろん、ファンという言葉自体に侮蔑の意味はありません。
ですが、対象に対してガチ恋している人に対して「ファン」というと「そこらへんの人と同じように軽い気持ちで応援している」と侮辱されたような気持ちになってしまうのです。
どのような熱量で応援しているか分からない人に対しては、軽率に「ファンなんだね!」と言わない方がいいでしょう。
「めちゃくちゃ大ファンで、もうガチ恋の勢いだね!」のように伝えて、相手の反応を見るのがおすすめです。