キレてないですよとは?プロレスファンの間でも話題のネタ
キレてないですよとは?
「キレてないですよ」とは、お笑い芸人の長州小力の代名詞とも言われるネタです。
プロレスラーの長州力が実際に発した言葉を元に、モノマネとして披露されたものでした。
長州小力は以前人形を持って人形と漫談をする芸風で活動していましたが、全くウケずに失敗。
その後もグループを組んだりして活動していましたが、低迷する時期が続いていました。
しかし事務所を移籍し「長州小力」と名前を変えて活動を始めたことで環境は一変。
2005年のR-1グランプリでは決勝進出も果たし、徐々に知名度が上がっていきました。
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長州小力の芸風
長州小力の芸風は主にプロレスラーである長州力のモノマネです。
特に長州力に扮してパラパラを踊るネタでは、「キモ可愛い」と女性を中心に大ウケ。
「キレてないですよ」の他にも「俺キレさしたら大したもんだ」や「ベルト賭けて来い」などの名ゼリフがあります。
長州力とも親交があり、一緒にイベントに出演することも。
プライベートでも食事をしたり、ネタのアドバイスをもらうなどいい関係が続いているようです。
他にも浅田真央や安全地帯のモノマネネタがありますが、本人は「怒られるからやりたくない」と語っています。
現在は「一発屋芸人」として番組に呼ばれることもありますが、「キレない」という縁起のいいネタで結婚式の余興などでも活躍しているようです。
キレてないですよの元ネタ
「キレてないですよ」の元ネタは1995年、東京ドームで行われた長州力と安生洋二のシングルマッチにまで遡ります。
「長州力に210%勝てる」とビッグマウスを披露していた安生ですが、試合の結果は長州力の勝利。
試合後の囲み会見でアナウンサーが「(安生に)キレましたか?」と尋ねたところ、長州力は「キレちゃいないよ」と回答しました。
ネタでは「キレてないですよ」と言っていますが、実際には「キレちゃいないよ」だったのです。