ケモナーの意味とは?
ケモナーの意味
ケモナーとは、動物属性の特徴を持ったキャラクターに愛着や興味を持つ人を意味する言葉です。
ここで言う動物属性の特徴を持ったキャラクターとは、主に獣人化されたキャラクターを意味します。
ケモナーはキャラクターのイラストを書いたり、コスプレをするなどの行為で自分達の趣味を表現することがあります。
このケモナー文化はアニメや漫画の影響を大きく受けていると言えるため、二次創作も盛んに行われています。
コミュニティやイベントも多く存在し、ファン同士の交流の場となっています。
ケモナーはこちらの一覧にも収録されています。
ケモナーの由来と語源
ケモナーは「獣(けもの)」と「〜ナー(〜のファン、〜をする人)」を組み合わせた言葉です。
インターネットスラングとして流行し、動物の特徴を持つキャラクターを愛好する人々を指すようになりました。
ケモナーの類義語
類義語① ケモ人
ケモ人とは、動物の特徴を持った人間を意味する言葉です。
ケモ人は人間の形をしているものの、獣の耳や尻尾を持っていたりします。
日本のアニメキャラクターによく登場し、一部の愛好家に人気となっています。
類義語② ケモホモ
ケモホモとは、動物の特徴を持ったキャラクターのコスプレをしたり、動物の特徴を取り入れたファッションを楽しむ同性愛者を意味する言葉です。
主に同性愛者間のコミュニティ上で使われています。
類義語③ ケモ美人
ケモ美人は「獣の特徴を持った美しい女性」という意味です。
アニメや漫画などのキャラクターや美少女イラストに対してよく使われます。
動物の特徴を持っていながらも、美しさや可愛らしさがあるため、ファンの間で人気を集めています。
ケモナーの対義語
ケモナーの対義語として使われているのは「ヒトナー」です。
漫画やアニメ、ゲームなどのコンテンツで人間に興味や関心を持っている人を表します。
稀に「人間に興味関心を抱く獣」という意味で使われることもあります。
海外でケモナーはなんと呼ばれている?
海外でケモナーに該当する言葉は「Furries」です。
「Furries」の「Fur」は「動物の柔らかい毛」という意味です。
以前は「Furvert」と呼ばれていましたが、あまり良い意味の言葉ではなかったため、徐々に使われなくなっていったようです。
ケモナーと間違われやすい言葉
ケモナーと間違われやすい言葉に「ズーフィリア」というものがあります。
ズーフィリアとは動物に対して性的な興味を持つ人を意味する言葉です。
ケモナーと混同して使われることもありますが、これは全く別の意味となります。
ズーフィリアという言葉の発祥についてはさまざまな説がありますが、1990年代に同人サークルを通じて使われるようになったとされています。
ケモナー御用達作品3選
けものフレンズ
「けものフレンズ」は「ジャパリパーク」と呼ばれる動物園を舞台にした作品です。
アニメ、ゲーム、ライブイベントなどさまざまなコンテンツがあり、一時期は社会現象となるほどでした。
「けものフレンズ」には人間の姿をした動物たちが多く登場します。
どうぶつの森
このコンテンツが原因でケモナーになったという人が多くいるのが、「どうぶつの森」です。
「どうぶつの森」は任天堂が発売しているゲームシリーズです。
動物たちが暮らしている村に主人公が移住し、開拓しながら生活をするゲームです。
ズートピア
「ズートピア」は2016年に公開されたディズニー映画です。
草食動物と肉食動物が一緒に暮らす大都会「ズートピア」を舞台にしています。
人種差別などの社会問題を描いていますが、動物が多く登場することから「ケモナー量産映画」とも呼ばれていたようです。