こんにちはーとは?先輩芸人の助言で生まれたおバカキャラ
こんにちはーとは?
「こんにちはー」とは、お笑いコンビ「錦鯉」が漫才の始めに大声でする挨拶です。
錦鯉はボケ担当の長谷川雅紀とツッコミ担当の渡辺隆の2人組。
もともとは吉本興業に所属し、それぞれ違う人とコンビを組んで活動していましたが、コンビ解消後お互いピン芸人に。
吉本興業を離れて新しい事務所でコンビを組むことになりました。
長谷川は引退するつもりだったようですが、渡辺が長谷川を誘い、コンビ芸人として活動を始めます。
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錦鯉の芸風
錦鯉の芸風は主に漫才です。
まずボケ担当の長谷川が自分の夢やなりたい職業について語りますが、その発想があまりにも「おバカ」なため、渡辺が突っ込むという展開で進んでいきます。
長谷川は天然キャラなのですが、当初はそれを隠して活動していました。
しかし漫才のウケが悪かったため、事務所の先輩芸人であるハリウッドザコシショウが「おバカキャラを全面に出した方がいい」と助言。
それ以降長谷川の天然キャラを見せていく方向に変わっていきます。
漫才の初めに長谷川が観客に向かって「こんにちはー!!」と大声で挨拶するのも、最初からおバカキャラを押し出すための戦略のようです。
長谷川の「こんにちはー!!」という挨拶に対して渡辺は早速「うるせぇな!」「こんばんはだよ!」「元気だねー」などとツッコみます。
ネタは2人で考えているようですが、基本は長谷川のおふざけに対して長谷川が突っ込むため、アドリブが多いとのこと。
M-1ぐらんぷり優勝の人気お笑いコンビに
錦鯉は2015年からM-1ぐらんぷりに出場し続けています。
決勝進出を勝ち取ることはあったものの、優勝は逃し続けてきました。
しかし2021年、『50歳おバカの大冒険』というキャッチフレーズで優勝を勝ち取りました。
その時長谷川は50歳だったため(渡辺は43歳)、50代初のファイナリスト、優勝者としても注目を集めました。
さらに2022年の上半期ブレイク芸人ランキングで1位を獲得するなど、コンビ芸人として不動の人気を確立しています。