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担降りの意味とは?

(公開日: 2022年6月27日)

目次

担降りの意味

担降りとは今まで推しだったジャニーズアイドルのファンをやめることを意味する言葉で、ジャニーズファンの間でよく使われます。

ファンをやめるだけでなく他の誰かのファンに変わることも「担降り」と言います。

「担降り」は個人に対してグループ全体に対しても使用することができるジャニヲタ用語です。

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担降りの由来と語源

ジャニーズファンの人たちは「○○のファンである」ことを「○○担」と表現します。

「担」は「担当」という言葉の略であり、「〇〇のファンです」を「私は○○の担当です」と言います。

つまり、ファンをやめるということは「担当を降りる」ということです。

この「担当を降りる」を略したものが「担降り」です。

担降りして他の誰かのファンに変わる場合は、「降り先は○○(新しくファンになる人の名前)」と表すこともあります。

担降りの予兆とは?

「担降り」に明確な基準はなく個人が自分で決めるものですが、もしかしたらこのまま担降りするかもしれないという予兆はあります。

その例をご紹介していきます。

予兆①現在の担当以外に気になる人が出てきた

今までは1人を応援することにのめり込んでいたのに、ある時「あ、この人もいいかも」と他に気になる人が出てくることがあります。

その場合は担降りの予兆です。

新しく気になり始めた人のことを調べていくうちにどんどんハマっていき、担降りして乗り換える人も多くいるのです。

予兆②推しに使っていたお金を「もったいない」と思うようになってきた

推し活にはたくさんの費用がかかります。

ライブ参戦やグッズ収集、交通費や宿泊費など推しのためにこれまで使っていたお金を「もったいないな」「他のことに使いたいな」と感じるようになったら、担降りの予兆かもしれません。

推しに会いにいくにはかなりの金額を使うことになりますので、お金に対しての考え方は担降りの一つの基準と言えます。

担降りのきっかけ

担降りのきっかけとして最も多いのが、推しの恋愛報道や結婚報道です。

推しに本気で恋をしてしまっているタイプのファンに多く、「推しはみんなのものではない」「誰か1人と新密な関係を築いている」と分かった瞬間に辛くなったり気持ちが冷めてしまったりするのです。

また、推しがいるグループの解散や推しの脱退も担降りのきっかけとしてよくあることです。

グループ活動をしている時にはコンサートやイベントなど会いに行ける回数が多かったのに、脱退してしまえば会える回数は激減します。

応援したくたも応援できない環境になってしまい、担降りする人もいます。

担降りしたらやるべきこと

次に、担降りしたらやるべきことを見ていきます。

やるべきこと①ファン仲間に伝える

今まで同じ時間を共に過ごしてきたファン仲間は、友達以上の存在と言っても過言ではありません。

担降りする時は突然姿を消すのではなく、ファン仲間に「担降りします」と伝えるのがよいでしょう。

できれば理由も添えて伝えることができると、理解してもらうことができます。

担降りするファンの中には、コンサートの時にうちわに「○○担降り」などと書き、アイドルに直接担降りの意思表示をする人もいるようです。

伝えるか伝えないかはその人の自由ですが、周囲の人はどんな気持ちになるのか、「担降りする」と言われたアイドルはどんな気持ちになるのかを考えて行動したいものです。

やるべきこと②グッズを譲る・売る

自分の担当のグッズが大量に家にあるという人は、グッズを譲ったり売ったりします。

フリマアプリなどで売ると予想以上に高額になるものもあります。

知らない誰かに譲るのは嫌だと思う人は、知り合いに譲るのもよいでしょう。

また、新しく誰かのファンになる場合はその人のグッズと交換してもらうというのも良い方法です。

やるべきこと③SNSなどの情報を見ないようにする

何らかの事情でやむなく担降りし、未練が残っている場合はその人に関する情報を見ないようにするのがベストです。

その人について検索したり録画してあったテレビ番組を見返したりすると、また「好きだ」という気持ちが戻ってきます。

未練を残さないためには、情報をシャットアウトしてしまうのがよいのです。

担降りの使用例

最後に担降りの使用例についてご紹介します。

使用例①「好きだったけどあの差別発言は許せないので担降りした。」

SNSやテレビ番組での発言に幻滅し、担降りするときの使用例です。

今まで想像していた人物像と違っているという印象を受けてしまい、担降りするのです。

使用例②「担降りしてもテレビで見かけるとドキドキしてしまう。」

こちらは未練を残したまま担降りしたときの使用例です。

いくら担降りし、コンサートに行ったりグッズを集めたりすることをやめても、実際はなかなか忘れられないものです。

担降りして何年か経ってからでも、テレビで見かけたり声を聞くだけでドキドキしてしまうという人は多いのです。

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