斎藤さんだぞとは?ミュージカルでも大活躍の人気お笑い芸人
斎藤さんだぞとは?
「斎藤さんだぞ」とは、吉本興業所属のお笑いタレントであるトレンディエンジェルの斎藤司が漫才中に発する台詞です。
トレンディエンジェルはボケ担当の斎藤司とツッコミ担当のたかしの2人組です。
2015年にM-1グランプリで優勝を勝ち取り、以降も様々なメディアに出演する人気者となりました。
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トレンディエンジェルの漫才
漫才は斎藤司が相方のたかしに「お兄さん、トレンディだね」と声をかけ、2人で「うん、トレンディエンジェル」と言いながらポーズを決めます。
二人が自己紹介をする流れになり、斎藤司がスーツの前をはだけながら「誰だと思ってんだ、斎藤さんだぞ」とセクシーな声で言います。
そして斎藤が「ぺッ」と言いながら変な顔をします。
自分達の髪の毛が少ないこともあり、ハゲをネタにすることがよくあります。
当初はごく普通の漫才も行っていたようですが、先輩から「ハゲているのにそれをネタにしないなんて」と言われ、取り入れるようになりました。
この漫才の中の「斎藤さんだぞ」という台詞は2016年の新語・流行語大賞にもノミネートされました。
残念ながら受賞は逃しましたが、子どもたちを中心に多くの人が真似をする人気のセリフとなったのです。
ミュージカル俳優としての斎藤司
漫才の他に歌唱力でも定評があった斎藤司は、2019年に上演された有名なミュージカル『レ・ミゼラブル』でティナルディエ役を勝ち取ります。
オーディションを受けたのは約100人で、実際に舞台に立つことができたのはわずか4人。
お笑い会だけでなく芸能界全体やミュージカル界に衝撃を与えた出来事でした。
また、2021年の『レ・ミゼラブル』にも同じくティナルディエ役で出演。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』は公演ごとに毎回オーディションを行なっているため、キャストがよく入れ替わります。
その中で2年連続出演を果たした斎藤司の実力は確かなものだと言えます。