エゴサ(エゴサーチ)の意味とは?
エゴサ(エゴサーチ)の意味
「エゴサ」とはエゴサーチの略で、自分自身の名前やハンドルネーム、会社名などをネットやSNSで検索し評判や評価を調べることを意味する言葉です。「ego(自我・自尊心)」と「search(探す)」の造語です。
若者言葉の一覧にも収録されています。
エゴサの由来・語源
エゴサ=エゴサーチは、「ego(自我・自尊心)」と「search(探す)」を組み合わせた言葉です。
つまり、自分の自尊心が高いがために、自分についてみんなが何と言っているかを調べる行為を指しますが、SNSが普及した今では一般人についてもSNSで投稿・つぶやかれることもあるため、一般的な行為になってきています。
エゴサのやり方
どのような方法でエゴサをすればいいのかを見ていきます。
Twitterでのエゴサのやり方
Twitterでエゴサする場合は、検索欄に自分のアカウント名やユーザー名、会社であればサービス名などを入力すると関連する投稿が表示されます。
もし自分の投稿を除外したい時は、「キーワード -from:アカウント名」で自分のツイートを除いたものを表示することができます。
Instagramでのエゴサのやり方
Instagramでエゴサする場合も、検索欄に検索したいアカウント名や会社であれば商品名などを入力することにより、関連する投稿が表示されます。
ハッシュタグを付けて投稿することが多いInstagramでは、検索したいキーワードの前に「#」を付けるとより多くの投稿を探すことができます。
Instagramは写真付きでお気に入りを投稿することが多いため、Twitterよりも良い評価のものが出てきやすい傾向にあります。
もし商品などの感想や意見を知りたい時には、Instagramでエゴサするといいかもしれません。
エゴサのメリット
メリット1:周りからの正直な評価を知れる
ネット上では本音を言いやすいため、ユーザーは良くも悪くも正直に評価をします。
そのため、周りがどう思っているのかを把握しやすくなります。
メリット2:認知度が分かる
その人のことや商品、サービスを知らなければ評価をすることはできません。
たとえ悪い評価だったとしても、名前が挙がるということは認知度があるということです。
メリット3:今後の改善点が見つかる
企業であれば、商品やサービスに対する意見を知ることができるため、改善点を見つけてより良いものにしていくことができます。
企業独自で調査するとコストがかかってしまいますが、エゴサはお金をかけずに消費者の声を聴けるため、経費削減にも繋がります。
エゴサのデメリット
デメリット1:誹謗中傷を目にしてしまう
必ずしも良い評価ばかりではないため誹謗中傷のような投稿によって傷ついてしまう可能性があります。
そのため、悪い意見に振り回されて周りが気になりすぎたり、精神的に疲れてしまうこともあります。
デメリット2:エゴサする習慣がついてしまう
エゴサをして良い評価があると承認欲求が満たされます。
しかし、逆に悪い評価があると他の人の目も気になってエゴサをする習慣がついてしまう可能性があります。
そのようなことを繰り返していくと、周りの評価が気になり自分らしさを見失ってしまうかもしれません。
デメリット3:エゴサしていることがバレる可能性がある
例えばTwitterである人の投稿を何度も見ていると、相手におすすめのユーザーとして表示されてしまうことがあります。
もし表示されてしまえば、自分がエゴサーチをしていることがバレてしまう可能性があります。
エゴサは精神的に良くない?
エゴサには良い評価があれば悪い評価もあります。
軽い気持ちでエゴサをすると精神的に傷ついてしまう可能性もあります。
もしエゴサをする場合には、悪い評価があっても参考程度にとどめるといいでしょう。