BBA(ババア)の意味とは?
BBA(ババア)の意味
BBA(ババア)とは、年齢が上の女性(主に30代以上の女性)を意味する蔑称であり略語です。
「ババア」という表現自体は以前からありましたが、最近ではネットスラングの一つとして「BBA」が頻繁に使われています。
BBAの読み方
上に記した通り「ババア」と読みます。
ごく稀に敢えての英語読みで「ビービーエー」とすることもありますが、一般的ではありません。
「ババア」をBBAと表記する理由については後述します。
BBAの語源
BBAの元々の語源は「おばあさん」とされています。
「おばあさん」から「ばあさん」、「ばあさん」から「ババア」へと簡略化されるにあたって丁寧な表現が省かれた蔑称です。
「BBA」はババアをローマ字表記した「BaBaA(ババア)」の母音を抜いた表記です。
大文字で「BBA」と表記されることが多く、小文字で「bba」と表すことはあまり多くありません。
2010年以前よりネット掲示板(2ちゃんねるなど)やニコニコ生放送などで使われていましたが、TwitterなどSNSの普及によって様々な場で使われるようになり、現在では日常会話でも使用されています。
一般的に「ババア」は悪口や宜しくない言葉として浸透していますが、ネットスラングとしての「BBA」は自虐の一つとして使われることも少なくありません。
BBAという言葉をよく使う年代は?
BBAという言葉は、意外にも20代~30代の比較的若い年代の女性が使うことが多いです。
以前は、「ババア」は言葉遣いが下品な男性などが高齢の女性や自身の母親に使うイメージが強い言葉でしたが、前述したように昨今では自虐する言葉としても使われています。
20代や30代といった年代でも10代から見れば「年長者(BBA)」であり、年下の女性から言われる前に名乗ってしまおうという予防線、自衛として使用する女性も少なくないようです。
10代の明らかに若い女性が自身のことを「BBA」と称すると嫌味にもなり兼ねませんし、親しくもない年長の女性に対して「BBA」と言うとただの悪口になってしまうので、使用には充分に注意しなければなりません。
BBAの使い方・使用例
ここからは、例文を通してBBAの使い方をより詳しく解説していきます。
使用例1.『電車の中でBBAに足踏まれた』
こちらは、本来の蔑む意味合いとして使われている例文です。
腹が立った出来事があった際や憤りを感じた時などに使います。
本人に対して使うわけではなく、SNSなどで呟いたり、友人への愚痴メールとして第三者に向けて使うことが一般的です。
使用例2.『自分BBAだから、若い子の流行についていけない』
こちらは、自身を卑下する「自虐」の意味合いでBBAが使われています。・
自分はもういい歳だから若い子とは違う、若い子の話題にはついていけないと予防線を張る使い方です。
相手から「こんな事も知らないの?」「最近の常識だよ」などと馬鹿にされる前に先手を打つ「自衛」の一種とも言えます。
もちろん、日本人らしい謙遜の意味でもあります。
『BBAだからこんなに食べられない』『私みたいなBBAにも分かるように説明して!』など、様々な場で使用できます。
使用例3.『BBA可愛いな。結婚してくれ』
こちらは、使用例1の蔑む言葉とも、使用例2の自虐・謙遜の言葉とも異なる例文です。
年長の女性に対して好意や親しみを込めた意味合いとして使われています。
「BBA(年上の女性)なのに可愛い」という蔑みの言葉と賛美の言葉が混ざった言葉であり、テレビや雑誌などで目にする女優やモデル、タレントに対し使われることが多いです。
ただし、BBAという言葉自体には悪いイメージも当然あるので、使う場面には充分に気を付けましょう。
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