高二病の意味とは?元ネタや使い方
(公開日: 2023年6月10日)
高二病の意味とは?
高二病とは、高校二年生くらいになった若者が思春期独特の考え方や行動をすることを意味します。
特に厨二病、中二病の人を否定したり、子供っぽいものを嫌ったりします。
物事に対して何でも批判をし、それによって自分を表現しようとする傾向にあります。
多くの場合年齢を重ねると徐々に改善されますが、中には改善されずに大人になる人もいるのです。
重篤化すると社会生活が困難になるという例も挙げられています。
高二病の元ネタ
「高二病」は「厨二病」から派生した言葉です。
「厨二病」は1999年に伊集院光がパーソナリティーを務めていた「深夜の馬鹿力」というラジオ番組の中で使われ始めました。
そこから派生して、高二病という言葉が生まれたのです。
このラジオ番組の中で使われていた「厨二病」や「高二病」は、もともと中学生や高校生あるあるを揶揄するような意味でした。
しかし次第にこの中二病という言葉は思春期特有の反抗的な態度や、自分が特別な存在だと思い込む人という意味へと変化していきました。
それに付随し、高二病も現在のような意味になっていったと考えられています。
どちらかと言えば侮蔑的な意味で使われ、中二病よりも「痛い」とも言われています。
高二病の使い方
自分には高二病だった黒歴史がある
若い頃の考え方や行動を振り返り、恥ずかしくなる人は多いはず。
人には言えないような「黒歴史」だと感じている時の使用例です。
あいつ最近無気力だけど、高二病か?
高二病の特徴として、「やる気がないのがかっこいい」と思い込むというものがあります。
何かを自分からすることを面倒くさがったり、受け身になってしまうのです。
このような人は「やれやれ系」と呼ばれ、インターネット小説の主人公などに多く登場します。
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