割れの意味とは?語源・使われ方・派生用語を解説
割れの意味とは?
割れとは、ソフトウェアや映像、楽曲、ゲームなどを不正に所持・使用・販売する違法行為を意味します。
本来、商用として販売されている作品を違法にダウンロードやコピーをして入手する行為、またはそのデータそのものを指し、犯罪行為として罰せられます。
割れの語源
元々海外で、違法コピーされたものをソフトウェア(Softwares)の後半をとってウェアズ(wares)と呼ばれていました。
日本ではその表記が「warez」と変化しさらにローマ字読みとなり「ワレズ」→「割れず」→「割れ」となりました。
どんな時に使う?
「これ割れだって誰でもわかるよ」
友達が「○○君から借りたんだ~」と言って喜んで聴いてたCDが、明らかにコピーされたものだと見抜き、友達にそれは違法コピーしたCDだよと親切に教えてあげた時の一言です。
この言葉には、暗に○○君への非難と友達に対してなんで割れのCDなんかを喜んで聴いているのかという呆れた気持ちが込められています。
「あの人、配信に割れ使って最低だね」
名の知られたユーチューバーが自身のライブ配信で割れである映像を使用し、問題となり活動を自粛することになったニュースを見た時の感想です。
割れは犯罪行為なので、それを公の場で堂々と行ったユーチューバーに対しての軽蔑の念を一言で言い切っています。
割れの派生用語
割れ厨
割れを行う人のことを「割れ厨」と呼びます。
割れは違法行為とわかっていながら不正ダウンロードやコピーをしています。
割れ厨の多くは、犯罪を犯しているという意識が乏しく自覚がありません。
割れをすることにより、制作側に多大な不利益を生じさせます。
儲けが減るために作品のクオリティが低下したり、経営が苦しくなってしまうこともあります。
割れをしようとしている人や割れ厨を目にしたら、必ずやめさせましょう。
割れ厨の「厨」は中坊の隠語である「厨坊」からきていて、「ネット上で幼稚な発言などをし、人に迷惑をかける人」という蔑称として使われています。