親の顔より見たの意味とは?由来・使い方・類義語を解説
親の顔より見たの意味とは?
「親の顔より見た」とは、親の顔より見た○○という、小さいころからよく知っている親の顔よりも見たことがあるような光景、何度も何度も繰り返し見た光景や物のことを指します。
親の顔より見たの由来
現在はTwitter、ニコニコ動画などでよく見かける言葉ですが、元々は、とあるビデオ映画から脚光を浴びました。
そのため、現在はかなり使用される頻度の高い言葉ですが、人によっては嫌悪感を抱く場合がありますので注意が必要です。
具体的な使い方・返し・類義語
親の顔より見たとは、どのような時に使うのでしょうか。
会話で使った場合、ツッコミが入ることが多いです。
ではどのような使い方があるのかを紹介していきます。
例1.「親の顔より見た○○」「もっと親と話せ」
○○の中はなんでも良いのですが、友達がこのように言った場合は「もっと親と話せ」とつっこみます。
「もっと親の顔見ろ」でもオッケーです。
あんなに何年も毎日毎日飽きることなく顔を合わせていた親の顔よりも見た光景ってどれだけ見てるんだよ、ていうよりどれだけ親の顔見てないんだよ、というやりとりです。
例2.「実家のような安心感」
こちらも親の顔より見た光景と同じような意味がありますが、「実家のような」というのは場所のことではなくその「行動」に実家のような安心感を覚えるという意味で使われています。
「何度も何度も見たことのある光景(行動)」に安心するということです。
「親の顔より見た」と同様のビデオ映画から誕生した言葉です。
親の顔より見たの派生語
「親の顔より見た」から派生した言葉にはどのようなものあるのでしょうか。
中でもポピュラーなものをいくつかご紹介していきます。
「親の顔より見たモアイ」
バンダイナムコアーツ(旧バンダイビジュアル)の「EMOTION」レーベルのロゴで、アニメビデオのオープニングタイトルに登場するモアイ像2体を指しています。
このオープニングは1983年頃から使われていて、初期の作品には「ルパン三世スペシャルⅠ」「魔法プリンセス ミンキーモモⅠ」「怪獣ブースカ」などがあります。
今までに4種類のムービーがあり、アニメ好きの人たちの間でビデオの始まりにいつも目にすることから「親の顔より見たモアイ」として親しまれています。
「親の顔より見たステップ」
バンド「サカナクション」がミュージックビデオで、以前から世間に広く知られている左右に一歩ずつ出るステップとボックスステップを披露していたことから「親の顔より見たステップ」と呼ばれています。