情弱の意味とその特徴とは?あるあるネタなども併せて紹介
情弱の意味・読み方とは?
「情弱(じょうじゃく)」とはネット用語の一つで、「情報弱者」を省略した言葉です。
必要とする情報を入手することを苦手としたり、入手した情報を上手に活用することができない人のことを指します。
一方で、情報収集が得意な人のことを「情報強者」「情強(じょうきょう)」と言います。
情弱は差別用語や煽り文句?
「情弱」は相手を罵倒するための差別用語だと判断されることも度々あります。本来であればインターネット上での情報収集を苦手とすることを意味しますが、それが転じてちょっとした話題についていけない人に対しても用いられるようになりました。
実際に、電子掲示板「2ちゃんねる(現 5ちゃんねる)」では相手を罵ったり煽る際に「情弱」が使われていました。現在においても差別用語・煽り文句としてその意味を捉えている人も多いため、日常的に用いることは避けた方が良いでしょう。
情弱と脆弱の違いは?
「情弱」に似ている言葉として度々「脆弱(ぜいじゃく)」という言葉が挙げられますが、実はこの二つは全く違う意味を持つ言葉です。
「情弱」が情報を取り扱うのが苦手であることに対して、「脆弱」は身体・器物などが脆く弱いことを意味します。それぞれが意味するものは微妙に異なるため、きちんと意味を押さえておきましょう。
情弱な人の特徴
ここで、情弱な人の特徴を簡単に見ていきます。
早く結果を出すことにこだわる
情弱と言われがちな人は、結果を早く出したいという気持ちが強い傾向にあります。その際に自分で調べるのではなく周囲の人に聞くことが多いため、結果的に情報を収集する成功体験を積む機会を逃してしまいます。
早く結果を出すことももちろん大切なことですが、まずは自分で調べてみると情報を扱う力が徐々に身に付くかもしれません。
情報を鵜呑みにする
今はテレビだけでなくSNSなどからも情報を簡単に入手することができますが、だからこそその情報が信じるに値するものかどうかを自身で判断する必要があります。
それら全てを簡単に信じてしまうと、間違った情報に常に振り回されることに。信憑性に欠ける情報が流れてきたらまず疑い、様々なツールを使って自分で調べてみましょう。
情弱な人のあるあるネタは?
最後に、情弱な人あるあるをご紹介します。
臨機応変に対応することが難しい
情報というのは常に変化します。最新だと思っていた情報もいつの間にか古いものになっていることも多く、必要に応じて常に最新情報を得る努力をすることは現代人にとって大切なことです。
しかしそれを苦手としていると、頭にあるデータが古いものばかりとなってしまい、臨機応変に物事に対応することが難しくなってしまいます。不利益を被ることに繋がりかねないので注意しましょう。
インターネット上での申し込みが苦手
最近ではスマートフォンで買い物をしたりネット予約をしたりと、いつでもどこでもサービスを利用できる環境になりました。しかしインターネット上での申し込みや手続きを苦手としていると、それらのサービス全てを活用するのが困難になります。
まずは飲食店の予約などから始めて、徐々に慣れていくことをおすすめします。