過疎の意味とは?使われがちな媒体や、実際の例文も紹介
過疎(ネット用語)の意味とは?
過疎とはネット用語では人がいないことを意味する言葉です。
誰もいない時や人が少ない時、あるいは常に決まった人しかいないような寂れた場所で使われます。
日常生活で使われる過疎と似たような意味ですので、特に気にせず使うことができるでしょう。
一方、日常生活では「過疎地域」のように名詞として使われることが多いですが、ネット用語の場合は「過疎ってる」のように、状態を表現する場合にも使われます。
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過疎が使われがちな媒体
過疎という言葉は、ネットの中でも特定の媒体に対して使われることが多い言葉です。
どのような媒体で使われるのか、代表的な3つの媒体を紹介します。
オンラインゲーム
多くのオンラインゲームは、ソロプレイよりもチームプレイを前提として作られています。
そのため、同じ時間にログインしているユーザーがいないとゲームの難易度があがったり、ゲーム自体がつまらなくなることもあります。
そういった背景からオンラインゲームでは人を探すユーザーが多く、そうした時に人がいないと「今日は過疎ってる」や「過疎だから今日はゲームやめとこう」のような表現が使われるようになりました。
SNS
SNSも、誰かと交流することを目的として使っているユーザーが―多い媒体の一つです。
そのため、誰もいないのにSNSを使い続ける人はめったにいません。
だからこそ人が少なくなってきたSNSに対しては「なんか最近過疎っててつまらない」や「過疎ってるけど、他に流行してるSNSあるの?」のような使い方をする人もいます。
掲示板
そもそも、ネット用語の過疎という表現は、2ちゃんねるの掲示板で生まれたと言われています。
2ちゃんねるでは基本的に、SNSのようなリアルタイムのやりとりが好まれます。
そのため書き込んでいる人が少ないと「このスレ過疎ってない?」や「過疎ってるから落とすか」のように、不満を抱いてしまう人も少なくはありません。
過疎を使った実際の例文は?
ネット用語の過疎を使った実際の例文を紹介します。
ここも過疎ってるからオワコンかな
オンラインゲームやSNSなどでは、人がいなくなると一気に衰退してしまいます。
だからこそ「ここも過疎ってるからもうオワコンかな」というような表現が使われるのです。
ここでいう「オワコン」とは「終わったコンテンツ」あるいは「終わりそうなコンテンツ」の略で、人気がないことや、流行が終わったことを意味します。
つまり「人が少ないからそろそろこの場もなくなるだろうな」という意味で使われるのです。
このSNS過疎ってるから違うのにしよう
交流目的でSNSを使う人にとって、人がいないということは大きなデメリットになります。
そのため、SNSはいったん人が離れ始めると、どんどん人が離れていくことになります。
そういった時に「もうここも過疎ってるから移動しよう」や「過疎ってないSNS知らない?」という使われ方をします。
こういう書き込みがSNSに増えてくると、SNSが終わる日も近いでしょう。
過疎ったスレは好きに使う!
2ちゃんねるや5ちゃんねるでは掲示板のことをスレと呼びます。
一般的にこのスレは、スレを立てた人のもので、その人の提示するテーマに対して書き込みが繰り返されていきます。
一方で、相談があってスレを立てたものの既に解決してスレ主が去った後は、次第に人も少なくなり、いわゆる過疎スレになってしまいます。
そのように「既に求めている人もいないし人がいない」というスレでは、主題に合わない書き込みを繰り返す人も少なくはありません。
そういった時に咎められると「過疎ってるスレなんだからいいだろww」や「過疎ったスレをどうしようと俺の勝手だww」のように反論する人もいるようです。