キボンヌの意味とは?語源や使い方、類語を紹介
キボンヌの意味とは?
キボンヌとは主にネットで使われる言葉で「希望する」という意味を持つ、ネットスラングです。
「お願いします」や「○○してください」という言葉と同じようなニュアンスで使われることが多く、友達同士のやり取りや掲示板のやりとりなど、くだけたシチュエーションで多く使われます。
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キボンヌの語源
キボンヌとは、2000年に行われた夏のシドニーオリンピックで、陸上競技100mハードルに日本代表として出場した「金沢イボンヌ選手」が語源になっています。
父親がジャマイカ人、母親が日本人というハーフの彼女は、準決勝8位という記録を残しました。
その功績が素晴らしかったこと、また名前の響きが面白かったから2ちゃんねるを中心にキボンヌという表現が使われるようになりました。
キボンヌの使い方
キボンヌの2つの使用例を紹介します。
詳細キボンヌ
冒頭で紹介した通り、キボンヌは「お願いします」という意味で使われます。
そのため誰かの書き込んだ情報に対して詳しいことを知りたい時に「もっと詳細を教えてください」という意味で「詳細キボンヌ」と使われるようです。
もちろんネット用語ですので、たとえメールであっても上司や取引先とのやりとりでは使わない言い回しです。
画像キボンヌ
さらに、補足でもう少し説明してほしい時にもキボンヌは使われます。
たとえば特定のお店への行き方などは、文字だけで説明しようとしても分かりづらくなってしまいがちです。
そういう時に「分かりづらいから画像キボンヌ」のように使われます。
また2ちゃんねる上では、自分が体験したラッキースケベな状況を報告するスレも多数ありますが、そういう掲示板では「話だけではなく画像キボンヌ」のように使われます。
この場合、必ずしも画像が求められているのではなく「文章だけでは満足できないほど内容が素晴らしい」という、称賛の意味も込められています。
キボンヌの類語
キボンヌと同様のニュアンスを持つネットスラングにはどのようなものがあるのか紹介します。
クレメンス
キボンヌの類語としては「クレメンス」が知られています。
「許してクレメンス」や「教えてクレメンス」のように「~~してくれ」という言葉の後ろに使うことで、ちょっとふざけた印象にする言葉です。
クレメンスは、元プロ野球選手のロジャー・クレメンス選手が語源になっています。
そのため「許してくれメンス」や「許してくれめんす」のようにひらがな表記をされることはありません。
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