希ガスの意味は?語源や使い方、似た意味を持つ言葉を紹介
希ガス(ネット用語)の意味
ネット用語の希ガスとは「気がする」という意味のネットスラングです。
文末で使われることが多く「これは○○な気がする」という文脈で「気がする」の代わりに「これは○○な希ガス」という使われ方をします。
ただしネット用語の中でも、とてもフランクなもので、特に2ch(5ch)で使われることが多い表現です。
そのため今まであまり交流したことがない人や、ネット上とはいえ目上の人に対しては使わない方が良いでしょう。
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希ガスの語源
化学が好きな人なら分かる通り、希ガスとは元素周期表における第18族の元素のことを意味します。
ただし、ネット用語での希ガスは特に元素とは関係ありません。
単に「気がする」と打とうとした人が「る」を打ち忘れてしまい「キガス」の時点で変換し、その誤変換が希ガスになったことが語源だと言われています。
誤変換の割には知名度の高い言葉、かつ言葉を知らない人でも意味が推測しやすいことから急速に広まったと言われています。
希ガスの使い方
元から「気がする」の誤変換から生まれた希ガスというネット用語ですので、「気がする」という文脈で使われます。
「俺はこっちの方がいい希ガス」や「それは間違っている希ガス」というように使うといいでしょう。
希ガスの類語
では、希ガスにはどのような類語があるのでしょうか。
語尾が希ガスだけにならず適度に使い分けができるように、3つの類語をチェックしておきましょう。
気がする
元々の語源である「気がする」は間違いなく希ガスの類語です。
「~~な希ガス」という部分を「~~な気がする」というように言い換えて使うといいでしょう。
敬語にして「~~な気がします」と使うことができるため、目上の人が相手であっても使うことができます。
だと思う
「気がする」と同じ文脈で使える「だと思う」も希ガスの類語の一つだということができるでしょう。
自分の意見を表明する時に使えます。
「気がする」と同様に「だと思う」は「だと思います」のように敬語でも使えるので、汎用性の高い表現です。
じゃないかな
フランクな類語としては「じゃないかな」という表現もあります。
「気がする」と「じゃないかな」は厳密には少しニュアンスが違いますが、希ガスのようにフランクに使用する場合であればそれほど気にする必要もないでしょう。
友達同士のように気心が知れた関係の時に使える表現です。