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ROM専の意味とは?元の使い方や最近の使い方、同じ意味を持つ言葉、対義語についても併せて解説

(公開日: 2023年2月26日)

ROM専の意味とは?

ROM専とはネット掲示板で書き込みをせず、読むことだけに専念することを意味する言葉です。

よって、書き込みをせずに読むことだけに専念する人のことも「私はROM専だから」というようにもなりました。

ROM専の元の使い方

元々はROM専はネット掲示板でのみ使われていた言葉でした。

書き込みはしないものの好きでその掲示板を頻繁にチェックしている人のことをROM専と言い、実際に書き込みを行っている人からは「ROM専には分からないだろうけどww」のように見下されることもあったと言われています。

ROM専の最近の使い方

最近では掲示板以外にも交流の場は広がっています。

そのため、自然とROM専が持つ意味も変わってきました。

たとえば、「SNSなどで投稿はしないものの、自分の好きな芸能人やインフルエンサーの投稿をチェックするためのアカウントを持っている人」のことも、ROM専と呼びます。

さらに「掲示板自体は見なくても、掲示板のまとめサイトを閲覧する人」のこともROM専と呼ぶようになりました。

また「掲示板自体はチェックしないし書き込みもしないけど、まとめサイトのコメント欄には書き込む人」のことをROM専と呼ぶ人もいます。

一方で「掲示板本体に書き込んでいなくても、コメント欄に書き込んでいる時点でROM専とは言えない」と考える人もいます。

ROM専と同じ意味を持つ言葉

ROM専と同じ意味を持つ言葉を紹介します。

見る専

元々「ROM」という言葉は、現在の5ちゃんねるである2ちゃんねるで頻繁に使われていた言葉です。

そのため、ROM専という言葉自体にあまり良い印象を抱かない人もいます。

そういう人は、「ROM専」ではなく「見る専」という呼称を使うケースもあります。

特にSNSで好きな人の投稿を見るためだけにアカウントを取得している人ほど、ROM専ではなく見る専という言葉を使う人が多いと言われています。

ROMる

ROM専と同じような意味を持つ言葉には「ROMる」という言葉もあります。

これは「掲示板を閲覧する」や「投稿を閲覧する」という「見る」というニュアンスの言葉になります。

「ちょっと流れが分からないからROMっておく」や「初めての掲示板だから雰囲気を掴むためにしばらくROMる」という使い方をされます。

他にも、書き込みがあまりにもルール・マナー違反だったり、その掲示板やSNSの雰囲気に合っていない場合、その人に対して「半年ROMってろ」や「しばらくROMってろ」という言い方をすることもあります。

これは「書き込む前にルールを把握するために、もう少し見るように」という意味が含まれます。

ROM専の対義語

ROM専には対義語も存在しています。

RAM

CD-ROMというものからも分かる通り、ROMは元々は読み取り専用の機器のことを言います。

そこから「読んでいるだけの人」のことを「ROM専」と表現するようになりました。

一方、RAMとは読み取りだけではなく書き込みもできる機器のことを言います。

ここから、「掲示板を読むだけではなく実際に書き込むこともする人」や「SNSで閲覧するだけではなく自分も投稿する人」のことを「RAM」と表現することもあります。

とはいえ、掲示板もSNSも基本的には書き込みを行うことが一般的です。

そのためわざわざ「RAMる」という表記をすることもありませんし「RAM専」という言葉もありません。

ROM専の対義語として存在してはいるものの、めったに使われない死語だと思って良いでしょう。

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