胸熱の意味・由来とは?言い換え表現・英語表現は?あるあるネタや例文も紹介!
胸熱の意味・由来とは?
「胸熱(むねあつ)」とは、嬉しさや感動などポジティブな感情で胸が熱くなるほど気持ちが高まっている様子のことを言います。
その漢字からも分かるように「胸が熱くなるな」を省略した言葉で、元々はネット掲示板「2ちゃんねる」で使用されていたネット用語の一つでした。
この言葉が生まれるきっかけとなったのは、バーチャル・シンガー及びキャラクターの初音ミク。ソフトウェアを使っての楽曲の制作が可能になり作業が効率化されたことに感動した一人のユーザーが「胸が熱くなるな」とコメントしたことによって、「胸熱」は誕生しました。
「胸熱」は「2010年ネット流行語大賞」にもトップテン入りした言葉としても知られており、現在もたくさんの人によって日々用いられています。
胸熱の類語と言い換え表現
ここで、「胸熱」の類語や言い換え表現をご紹介します。
テンションが上がる
気分が高揚しやる気に溢れること。
ドキドキする
期待や驚きなどで胸がいっぱいになって心臓が激しく動いていること。
血が騒ぐ
興奮のあまりとてもじっとしていられないこと。心躍る様子のこと。
ときめく
嬉しさや喜びなどから胸が高鳴ること。
召される
好きな気持ちや幸福感が高まるあまり、天にも昇る心地になること。幸せの絶頂にいる様子のこと。
胸熱を英語で言うと?
「胸熱」を英語で言うと、"deeply moved" という表現がぴったりです。
"deeply" は「深く/ひどく」、"moved" は「心を動かされた/感動した」という意味で、"deeply moved" を直訳すると「深く感動した」になります。
"I'm deeply moved." のように用いれば、「胸熱」が持つニュアンスを上手く表現することができるでしょう。
胸熱は死語?
先程にも簡単に触れた通り、「胸熱」が言葉として最盛期を迎えたのは2010年頃。このことを鑑みると、「胸熱」は既に死語であると判断するのが妥当です。
ただしSNSなどを確認してみると未だ「胸熱」を日常使いしている方の割合は多く、死語になりきっていないことが分かります。
その時々で感じた胸の高鳴りなどを表現するには、今の段階ではまだ「胸熱」が最適な言葉なのかもしれません。
胸熱の使い方と例文
ここで、「胸熱」を使った例文を見ながらその使い方を確認していきます。
「長年の努力が報われた瞬間というのは胸熱としか言いようがない」
「ずっと会いたかった人に会えて胸熱だった」
「今週のドラマはまさに胸熱だった」
胸熱展開あるある
「胸熱展開」とは、見ていて思わず胸に熱いものが込み上げてくるような展開のことです。「胸熱展開」と呼ばれるシーンは、映画・ドラマ・漫画・アニメなどの作中での話の流れの中で起きる出来事を言うことがほとんど。ここで、そんな胸熱展開のあるあるネタを見ていきます。
死んでしまったと思われたキャラクターが実は生きていた
シリーズで出されているゲームなどの作中で、主要キャラクター達がピンチに陥った際に、過去活躍したキャラクターが再び登場し助けてくれる
自分たちより遥かに強い敵を倒すなど、同じ目的を達成するためにライバル同士が手を組む など