ヲチの意味とは？使い方・語源・類義語など詳しく解説

最終更新日: 2023年9月19日 (公開日: 2022年11月1日)

ヲチの意味とは？

「監視する」や、「陰から批判する」などネガティブな意味を持つネットスラングです。

対象は一般人・芸能人・企業など様々で、こっそりとSNSなどを観察することを指します。

ヲチしている人の投稿に対してネット上の掲示板などで批判、非難のコメントをする人を「ヲチャー」と呼びます。

ここから、ヲチを使った例文をいくつか紹介していきます。

自分のインスタを誰かに監視されて、さらに知らない間に別の掲示板で自分の陰口が拡散されていることに確信を得たときの、なんとも言えない心境を端的に表現しています。

とあるアイドルに一目惚れしてしまい、一日中頭から離れなくなるほど夢中になって居ても立ってもいられず、今後は寝る間も惜しんでSNSを観察しまくるという固い決意を表しています。

「見る」「観察する」という意味の「ウォッチ（Watch）」が語源となっています。

いつしかネット用語として使われはじめ、さらには観察の対象を強く非難したり、誹謗中傷する人が増えたため、現在のようにネガティブな意味合いに変わっていきました。

「ニヤニヤしながらヲチする」が変化しニラヲチとなりました。

変わった発言や行動をする人を対象にニヤニヤと観察・監視することを意味します。

こちらはとにかくニヤニヤしながらヲチすることに徹底していますので、対象を攻撃したりすることはありません。

一人ではなく複数で行うこともあり「〇〇のコメント最近やばいよ。ニラヲチしよう」と仲間を誘ったりもします。

ヲチしている対象がとんでもないコメントをしていた時などに、問題のコメントを掲示板にコピーしてみんなで議論（スレ）することをいいます。

主に5chで活発なヲチ活動がされており、ヲチスレ専用掲示板があるほどです。

ただ、5chでヲチスレする場合は厳しいルールが設けられていて、もしルールを破ってしまった人は嫌われてしまいますので注意が必要です。

芸能人などが起こした問題行動や炎上するような発言など、今後大きく発展しそうな話題を指します。

ヲチ案件は一部の人たちにとっては掲示板等が盛り上がるのでとても重宝されており、常にヲチ案件を探している人もいます。

ヲチ案件を手に入れ、掲示板へ持ち込みみんなでヲチスレする、という流れです。