ぬこの意味とは?
ぬこの意味
ぬこは、猫を意味する言葉です。
元々はネットスラングで、砕けた表現であると言えます。
ネットスラングの一覧にも収録されています。
ぬこの元ネタ
ぬこという言葉は、2005年に発売されていた漫画「ねこきっさ」が元ネタです。
作中で登場人物が「ねこきっさ」と書くところを「ぬこきっさ」と書いてしまい、それがネット掲示板で話題となって広く一般的に使われるようになりました。
ぬこを英語で表現すると?
ぬこという言葉を英語で表現すると、"catto"または"kittah"となります。
とは言え、"kittah"よりも"catto"のほうが使われる頻度が高いようです。
どちらも覚えておくと海外サイトを見た時にもきちんと意味を把握できるでしょう。
ぬこは今では死語?
ぬこという言葉が使われ始めたのは、2005年頃からです。
2008年頃には既に死語の候補として挙げられていたようですが、その後もネット上では一般的に使われていたため、廃れることなく現在でも残っています。
どちらかと言えば死語なのかもしれませんが、今でも使用は十分可能な言葉と言えます。
ぬこの具体的な使い方と例文
ここからは、ぬこを使った例文をいくつかご紹介します。
例文1.『ぬこかわいいよぬこ。』
ネット掲示板やSNSなどでたびたび見かけるのがこのフレーズです。
画像や動画に対して愛情や親しみを込めてこのように言うことが多いですが、猫について真面目な話をする時には「ぬこ」ではなく「猫」などと表記されることがほとんどです。
例文2.『こぬこが生まれた。』
猫を「ぬこ」と呼ぶように、子猫のことは「こぬこ」と言います。
画像や動画に対してはもちろんのこと、近所で見かけた子猫に対しても「こぬこ」という言葉を使うことができます。
例文3.『ぬっこぬこにしてやんよ。』
「ぬっこぬこにしてやんよ」とは、猫の愛らしさで魅了するという意味合いのフレーズです。
ボーカロイドの初音ミクの楽曲「みくみくにしてやんよ」をもじってこのようなフレーズが生まれたと考えられており、猫の写真や動画をSNSなどにアップする際にこの文言が添えられることが多いです。
人間がぬこを可愛いと思う理由
ここでは、人間がぬこを可愛いと思ってしまう理由を簡単にご紹介します。
理由1.全体的にフォルムが丸い
猫という生き物は顔・体つき・耳・手足・目・肉球など、どこをとっても丸いフォルムをしていますが、特に口やおでこなどの比率は人間の赤ちゃんに似ていると言われています。
これは無意識に人間の母性本能をくすぐることは言わずもがなですが、心理学的な観点からも人間は丸い物を可愛いと認識しやすいことが分かっています。
見ているだけでも可愛くて癒されるというのは、これらの理由が大きいからかもしれません。
理由2.気まぐれな性格
猫は、子猫の気分・親猫の気分・飼い猫の気分・野生の気分の4つの気分を持っています。
野性で生きている時は瞬時に気持ちを切り替えないといけないので、この名残があって気分が変わりやすいのではないかと考えられています。
コロコロと気分が変わるので振り回されているようにも思うかもしれませんが、その気まぐれさやギャップに惹かれ、心底可愛いと思う人も多いです。
理由3.声が可愛い
何歳になっても高い声でニャーニャーと鳴く姿はとても愛らしいものですが、この鳴き声も人間が猫を可愛いと思ってしまう理由の一つです。
中にはお喋りをするかのようによく喋る猫もおり、動画投稿サイトなどでもそのような猫はとても人気です。
人気なぬこの種類
ここからは、人気な種類のぬこをご紹介します。
スコティッシュフォールド
スコティッシュフォールドは、垂れた耳が特徴的な猫です。
温和で人懐っこく、おとなしい性格をしているので猫を飼うのが初めてだという人にとっても飼いやすい猫として知られています。
多頭飼いもしやすいので、今後新しく迎えいれたいという場合も先住猫とうまく関係性を築くことができるでしょう。
マンチカン
マンチカンは、胴長で短足というのがとても特徴的な猫です。
手足が短いといっても運動神経は抜群なので、キャットタワーやおもちゃなどで一緒に遊ぶことも十分できます。
好奇心旺盛で活発な性格をしていますが、怖がりな側面があるので大きな音などは立てないようにしましょう。
ラグドール
ラグドールは、白い毛並みに青い瞳がとても魅力的な猫です。
ラグドールという名前は英語で「ぬいぐるみ」という意味があり、その意味の通り温和で大人しく、飼い主にもとても従順です。
抜け毛がやや多いようなので、きちんと毎日ブラッシングしてあげるようにしましょう。
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