ミュートの意味とは?使われがちなSNSやブロックとの違い、メリットについて併せて解説
ミュート(ネット用語)の意味とは?
ミュートとは、ネット用語で相手の投稿を見えなくするという意味を持ち、主にSNSで使われる言葉です。
自分が相手のアカウントをフォローしている状態を保ったまま、相手の投稿が見えないようにするのです。
「頻繁に顔を合わせるためブロックすると相手に何かを言われるけど、相手の投稿は見たくない」という時に使われます。
ミュートが使われがちなSNS
ミュートが使われがちなSNSは、以下の通りです。
Twitterでは、特定のアカウントの投稿を見たくない時にミュートを使う人が多いと言われています。
さらに、特定のアカウントの投稿だけではなく、特定の単語を指定してミュートすることもできます。
たとえば「Aという映画は来週見に行くから、それまではAという映画にまつわる投稿を見たくない」という時、ミュートするキーワードとして「A」を設定すると、フォローしている人たちの投稿の中でも「A」という単語が入っているものだけ非表示にすることができます。
Instagramでも、Twitterと同じように特定のアカウントの投稿をミュートすることができます。
さらに、SNSではコメントによる交流も楽しみの一つですが、Instagramでは特定のキーワードだけではなく、絵文字もミュートにすることができます。
自分の投稿に嫌なコメントがつかないよう、あらかじめ特定のキーワードや絵文字をミュートにしておけば快適に利用できるでしょう。
さらにコメントだけではなく、ダイレクトメッセージに対しても同様の設定も可能です。
ミュートとブロックの違い
ミュートをしても、相手に気付かれることはありません。
自分は相手をフォローした状態で相手の投稿のみを非表示にしているだけなので、相手に通知がいくこともないのです。
仮に相手から「最近私の投稿に対して、全くコメントくれないよね」なんて言われても「見逃してたみたい」や「最近、あまりSNSを開いてないんだ」と言えばごまかすことができます。
一方、ブロックは強制的に相手へのフォロー・相手からのフォローを終える方法です。ブロックすると、相手があなたの投稿を見ることもできず「○○さんにはブロックされています」と表示されます。
そのため、ブロックしたら相手に気付かれる可能性が高いでしょう。
ブロックをした段階では相手に通知がいかないので、その瞬間にバレることはありません。
ただし、相手のフォロー数が減るので、それで相手が「誰が減ったのか」を確認するとバレるリスクが高まります。
ミュートをするメリット
ミュートをするメリットは、主に3つあると考えられています。
相手に気付かれない
投稿が見たくない相手に対しても、なかなかストレートに「あなたの投稿を見るのは嫌だ」と伝えることはできません。
ですが、ミュートなら相手に気付かれることなく、相手の投稿を見ないということができるのです。
そのため、人間関係に波風をたてることなく相手と距離を置くことができます。
普段から頻繁に交流する相手に対しては、かなり大きなメリットとなるでしょう。
リプライなどの通知は来る
相手の投稿は見えなくても、相手からリプライなどのアクションがあった場合は、通知が来ます。
そのリプライだけは見ることができるので、相手にはミュートしていることが気付かれずに通常通りやりとりをすることができるでしょう。
すぐに解除できる
ミュートは嫌いになった相手にだけすることではありません。
たとえば「月曜日の9時からはドラマの感想がうるさいから、ちょっとミュートしよう」のように簡単に設定し、すぐに解除することができます。
また「ちょっと最近仲が悪いから、イライラしないためにもミュートしておこう」という使い方もできます。
そのように、気軽に設定して何度でもすぐに解除できるのも、ミュートのメリットの一つだと考えられています。