パクツイの意味とは?
パクツイの意味
パクツイとは、Twitter上で他者が既に投稿した内容をコピーして、まるで自分がオリジナルで作ったかのように投稿することを意味する言葉です。
海外では "copy and paste" をもじって "copypasta(コピーパスタ)" と呼ばれています。
関連する記事
パクツイの語源
パクツイとは、「パクりツイート」という言葉を省略したものです。
盗んだり他人の真似をすることを意味する「パクる」とテキスト・動画・画像を投稿することを意味する「ツイート」が組み合わさっています。
パクツイは違法行為?
著作物や製作物に対して著作権が発生するのは周知のことですが、実は個々人が投稿した何気ないツイートにも著作権が発生するため、違法性があると言えるでしょう。
フォロワーが多い・少ないは関係ないので注意しましょう。
パクツイをする心理
ここでは、パクツイをする心理について簡単に解説していきます。
心理1.承認欲求を満たしたい
たとえそれが自身のオリジナルツイートではなかったとしても、多くの人からいいね・リツイートをしてもらえると自分が認められたかのような気持ちになって承認欲求が満たされます。
特に最近では、元々のツイート主がその内容を投稿した時よりもパクツイのほうがいいね・リツイート数を多く稼いでいるということも少なくありません。
それに気付いた他者にパクツイであることを指摘されたとしても、多くの人の共感を得ることができた快感が大きくやめられなくなっている可能性が高いです。
心理2.広告収入が得られるのでやめられない
近年では投稿したツイートが話題を呼んでバズった場合、ツイートへの返信機能を利用して宣伝したいことなどを続けて投稿するというのが定番化しています。
それを利用してバズったツイートに自身が運営しているブログやサイトのURLを貼り付けて誘導すると、一気にプレビュー数を稼ぎ広告収入を得ることが可能です。
しかし、この流れを作るには絶対的にまずツイートをバズらせなければいけないので、過去に話題になったツイートを探してパクツイしてしまうのでしょう。
パクツイを使った例文
ここからは、パクツイを使った具体的な例文をいくつかご紹介します。
例文1.「随分前にこのツイートと同じ内容のものを見たことがあるから、これはきっとパクツイだ。」
ユニークな内容のツイートというのは数カ月~数年経つとパクツイの被害に遭いやすいです。
以前見たツイートと全く同じ内容のツイートが再びTwitter上で話題になっていたらそれはパクツイの可能性が非常に高いです。
いいねを押す前に、他者のコメントなどを見てパクツイか否かをきちんと確認した方が良いでしょう。
例文2.「好きなインフルエンサーがパクツイの被害に遭っていたので、ツイッターの管理者に報告をした。」
「パクツイは発見してもどうにもできない」と思っている方も多いですが、実はTwitterの管理者にそのツイートが問題のあるものだということを報告できるようになっています。
場合によってはパクツイをしたアカウントは凍結することになるため本当にパクツイかどうかはきちんと判断するべきですが、明らかにパクツイである場合は報告をしても良いでしょう。
該当のツイートの右上の「…」の欄をタップして「ツイートを報告する」を選択し、質問に回答していくだけなので、被害に遭った場合にはこのように対処しましょう。