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沸いたとは?意味・由来・使い方・注意点を解説

(公開日: 2022年11月14日)

沸いたの意味とは?

沸いたとは、良いことがあって気持ちが興奮した・テンションが上がったという意味です。

あくまでも「良いことがあったから」興奮している状態に限ります。

仕事に追われてアドレナリンが出ている時や、殴り合いのけんかをした時というような興奮状態にある時には使いません。

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沸いたの由来

いつ頃からは不明ですがアニメ好きやアイドル好きの人たちの間で元々使われていた言葉で、そこから徐々に広まり2016年頃に流行し一般的にも使われるようになりました。

「気持ちが興奮して沸騰した」を「沸いた」と表現したのではないかと言われています。

沸いたの使い方

沸いたの具体例をいくつか紹介します。

例1.「試験合格してめっちゃ沸くわ~」

2級ボイラー技士免許試験に合格してとても興奮し、飛び上がるほど嬉しい彼の心境を表現するのにふさわしい一言です。

数か月の勉強に費やした日々の努力が報われた喜びは、経験した事のある人が多いでしょう。

そういう嬉しい気持ちを伝えたい時に「沸いた」を使います。

例2.「好きな人と目が合って沸く」

陰から恋心を寄せていた吹奏楽部の先輩と、演奏中に目が合い胸がときめいて張り裂けそうな状態を的確に表しています。

憧れの異性とのほんのわずかな心の触れ合いが、人生最高の幸せに感じることがあります。

そんな気持ちを誰かに聞いて欲しいと思った時は、このように簡潔に伝えると相手も面倒くさくなく素直に「よかったね!」と返してくれるでしょう。

使うときの注意点

「沸いた」とよく似ているのが「湧いた」です。

発音は同じですが、意味は全く異なります。

「湧く」は、主にゲームなどで敵がどんどん出てくる(湧いてくる)というような時に使われます。

また、方言によっては「頭がわく(沸く、湧く)」というと、思考が普通ではなくなっている、少し異常な状態を指すことがありますので「沸く」はあくまで気持ちの高ぶりを表現する時に用いましょう。